K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2011年10月13日木曜日
ヒメツチハンミョウ
ヒメツチハンミョウ(ツチハンミョウ科)
標高1,200mくらいの山地の土手にいた。触角の様子から♂か?幼虫は過変態という不思議な変態を繰り返してハナバチ類の巣に寄生し、卵や蜜などを食べるとのこと。(詳しくはファーブル昆虫記参照)
この虫もすごいけど、その生態を解き明かした人間もすごい。体内に有毒物質カンタリジンを含む。 撮影:2011-10-08
追記:ツチハンミョウの仲間は15種くらいいるらしいので、ヒメツチハンミョウではないかもしれない。
2011年10月12日水曜日
ウスチャヤガ*蛹と成虫
庭の草の下の地面にころがっていた蛹。 ⇧
撮影:2011-09-11
どんな蛾が出てくるのだろう?と、蛹を古い水槽で作った飼育箱に入れておいた。幼虫の飼育は食草の供給など手がかかりそうだが、蛹なら出て来るのを待つのみ。
ただひたすら毎日箱を覗いていた。そして約一ヵ月後、蛹が少し移動していたので探してみると成虫がいた!地味な色合いで枯れ葉に埋もれていた。思ったより小さな蛾だった。
⇧撮影:2011-10-09
翌年、同時期に庭に出現した個体。 ⇧
撮影:2012-10-10
2011年10月10日月曜日
ヒメヤママユ*♀成虫と幼虫
少し遠出して、秋色の林を散策。紅葉より黄葉している葉っぱがいっぱい。
そんな黄色から茶色に染まる林の中に溶け込んでいたヒメヤママの成虫。⇧赤味が強い色合いのものもネット上でよく見かける。
一見派手そうだけど、紅葉の木々の中にいれば目立たないのかもしれない。大きなおなか。細めの触角。♀かな? 撮影 2011-10-08
追加画像
ヒメヤママユ2齢幼虫。サクラの葉にいた。
広食性でいろいろな葉っぱを食べる。
撮影 : 2011-05-28
2011年10月9日日曜日
ウスバキトンボ
ハネビロトンボ亜科
追加画像 この個体は、山中で見かけた。
撮影 2013-08-17
早朝、庭のハナモモの枝に見慣れないトンボがとまっていた。色のあせた赤とんぼかな?と思ったが黄色の縁紋。腹部にも明瞭な模様。調べてみたらウスバキトンボだった。
南方で生まれた後、寒さに弱いにもかかわらず北上してくるトンボ。とても軽量で、あまり草木に止まることなく長時間飛行が可能らしい。早朝の冷え込みにじっと耐えているように見えた。
撮影:2011-09-28
2011年10月7日金曜日
シャチホコガ*幼虫
これは若齢幼虫か?山の方でヤマフジについていた。ヒメシャチホコというマメ科やハシバミにつく種もいるらしい。 ⇧⇩
撮影:2011-07-25
⇧撮影・・・2011-09-27~2011-09-28
庭のエノキにいた幼虫が。終齢近いものは初めて見る。聞きしに勝るグロテスクな容貌。左と中の写真は威嚇形態。長い脚が恐ろしげ。捕食者も躊躇するかも・・・。
右端の写真は翌朝そっと撮ったもので、寝ているのかこちらに気づかずリラックス状態。遠目には枯れた葉っぱに見える。
追加画像
上よりもっと若齢。小さかった。ヒロハヘビノボラズにて。
撮影 2018-07-14
2011年10月6日木曜日
ノブドウミフクレフシ?
ノブドウ(ブドウ科)
撮影・・・2011-10-05
実が見たくて、春先に伸びてきた芽をそのまま放置しておいたら一面にはびこった。
でも思ったほど色とりどりの実は実らなかった。(これから色づくのかな?)
これがノブドウミタマバエが形成する虫こぶ、ノブドウミフクレフシであるかどうかはわからない。(切ってみて芯を見ればわかるのかな?)また、濃い青や紫の実は未熟で白い実が熟果、という記述もみたことがある。ヒトが食べてもあまり美味しくないらしい。
(虫こぶ率が高いので食べない方がいいでしょう・・・)
↑ 撮影 2011-08-06
撮影 2012-07-28
2011年10月3日月曜日
スズメバチ科3種
キボシアシナガバチ
(スズメバチ科)
左:2011-09-10 鮮やかな黄色。
右:2011-09-24 2週間後、こういう状態になっていた。
キアシナガバチ
(スズメバチ科)
左:2011-07-17 小さな蛹の殻みたいなものは何だろう?
右:2011-09-24 とても寒い朝。寄り添ってじっとしていた。
オオスズメバチ
(スズメバチ科)
撮影:2011-10-01 木をかじっていた。時々目が合って怖かった。
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