2011年8月30日火曜日

カンタン*成虫と幼虫?


マツムシ科

 黒っぽい脚の美しい♂。透明感のある白い翅には繊細な模様がある。この時は鳴いていなかった。聞きたかったな、あの声・・。  撮影 2020-09-12


 この時期、葉っぱの上の見えやすいところにいて、あまり逃げない。ルルルル・・・とノスタルジックな声で昼間もよく鳴く。上段はたぶん幼虫だと思われるが定かでない。

 下段は成虫。どちらもブタクサの花穂の部分で何か食べている様子。食性は肉食性が強い雑食とのことだ。葉っぱの他アブラムシや花粉とかを食べるらしい。

撮影 2011-08-28

2011年8月29日月曜日

ジャコウアゲハの蛹


 昨年の8月末に見つけたジャコウアゲハの蛹。羽化した様子はない。これも休眠状態なのだろうか?黒い斑点が気になる。   ⇧撮影:2012-01-28


 いつも車で5分でたどり着くフィールドに、事情があって自転車で行く。途中から傾斜がきつくなり自転車を引いて行かねばならない。山沿いの集落をゆっくり汗をかきながら歩いていると、民家の入り口の積み石に、見たことのない蛹のようなものがついていた。ちょっとおどろおどろしいかんじ・・・。帰ってから調べてみるとなんとジャコウアゲハの蛹。

 このあたりに生息していたとは・・・。ということは食草のウマノスズクサがどこかに生えているのかな?他に木本のオオバウマノスズクサも食べるらしい。どちらも見たことないけど。いずれも毒性があり、それを食べたジャコウアゲハは体内にそれを蓄積し、捕食者は中毒をおこすという。それにあやかりジャコウアゲハに擬態する者がいる。
 アゲハモドキもその一種だそうだ。    撮影:2011-08-27    

2011年8月28日日曜日

ヒメカマキリモドキ


カマキリモドキ科 
     
松葉に止まっていた。    ⇧ 撮影 2012-07-22


 本種を見るのは2度目。葉っぱの上にいた。遠目にはホソアシナガバチの仲間に似ていた。クモの卵のうに寄生するとか・・・。きれいな翅に見とれていたら逃げられ、残念。
撮影:2011-08-27

2011年8月26日金曜日

葉っぱに作られた小さな巣*不明卵


左:2011-07-31   
カシワの葉っぱにて。なにかの巣。上のは小さな穴があけられている。
中:2011-08-21   
なにかの卵。上はハリエンジュの葉にびっしり。下はトマトの葉に7粒。

追記:2011-11-27   上の純白びっしり卵はモンクロシャチホコらしい。下の7粒卵はホソヘリカメムシの卵に似ているが・・・トマトの種にも似ている。

下:2011-08-21   
ハリエンジュの葉。(ツマグロオオヨコバイは、たまたまそこにいただけで関係ないと思う)

2011年8月24日水曜日

ナシイラガの幼虫と成虫


モロヘイヤの葉っぱの上にいた4-5mmくらいのイラガの幼虫。

種類は不明。雨の粒を重そうに背負っていた。

 このイラガはナシイラガの若齢幼虫と思われる。上にリンゴの木があったので落ちてきたのかもしれない。  追記  2011-09-25


 カシワの成木にいたナシイラガ。うちで発生したものと比べてたるみがある。終齢幼虫だろうか?   撮影:2012-10-02

エゾアオカメムシとハラビロヘリカメムシ 他


3種いずれも上段が幼虫で下段は成虫

左:撮影:2011-08-06    エゾアオカメムシ(カメムシ科)
中:撮影:2011-08-13    クサギカメムシ(カメムシ科)
右:撮影:2011-08-21    ハラビロヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)
             (ホシハラビロヘリカメムシかも・・・)

2011年8月23日火曜日

ホオズキカメムシ


 土に潜っていたのかな?・・。小春日和なので日光浴か?

♀は成虫越冬して、翌春産卵。幼虫は6月くらいから出現するらしい。

↑撮影:2011-10-15


光沢のない灰黒褐色。体表には剛毛。体長は10〜13mmくらい。

  ⇧撮影:2009-09-04


 ホオズキ、ナス、ヒルガオなどが食草とのことだが、うちでは庭のピーマンの葉裏に、松脂みたいな色のきれいな卵が産みつけられる。↑


いろいろなステージの幼虫たちがいた。    撮影:2011-08-21