2011年8月23日火曜日

ホオズキカメムシ


 土に潜っていたのかな?・・。小春日和なので日光浴か?

♀は成虫越冬して、翌春産卵。幼虫は6月くらいから出現するらしい。

↑撮影:2011-10-15


光沢のない灰黒褐色。体表には剛毛。体長は10〜13mmくらい。

  ⇧撮影:2009-09-04


 ホオズキ、ナス、ヒルガオなどが食草とのことだが、うちでは庭のピーマンの葉裏に、松脂みたいな色のきれいな卵が産みつけられる。↑


いろいろなステージの幼虫たちがいた。    撮影:2011-08-21

ヨツボシカメムシ*幼虫と成虫


 カメムシの幼虫はみんなかわいいが、この背中にパイ皿を2枚乗せたような模様の白っぽい幼虫はとりわけ可愛らしい、と思う。何カメムシの幼虫なのかずっとわからなかったが、最近このヨツボシカメムシらしいと断定。


⇧脱皮の様子  撮影:2009-08-28

(左から右への変身の所要時間は12分くらいでした・・)

 マメ科の植物にいっしょにいるのをよく見かける。成虫は地味系だが、お腹を見るとまるで白磁のようなつややかな白。⇩

↓  撮影 左上:2011-07-31  その他:2011-08-21 


⇧上段:幼虫   下段:成虫


↑ 撮影 2009-08-28


どっこい、まだ生きていたぼろぼろの個体・・。  撮影:2009-10-03

2011年8月22日月曜日

オオヘリカメムシ*幼虫と成虫


ヘリカメムシ科

 これもオオヘリカメムシの幼虫かな?時期的に下より早い。色は赤みが強い。止まっているのは、松葉?   ⇧撮影:2012-06-30


⇧若齢の幼虫(3齢あたり?)  撮影:2012-07-28


撮影:2011-07-02~2011-08-13   
撮った日も、場所も、大きさの対比もみんなバラバラ。それにしてもたくましい脚である。触ったらどんなに強烈な悪臭を放つのだろうと思っていたが、実はリンゴのような匂いがすると聞いたことがある。触る勇気ないけど・・・。
(右端が成虫。他は幼虫)


追加画像:明るい色のオオヘリカメムシと思われる幼虫の写真。
同じ場所なので同一個体かな?成虫も見られるかと期待したが見られず。
撮影  左:2011-08-27  右:2011-07-31  

2011年8月21日日曜日

トリノフンダマシの仲間と卵のう


 トリノフンダマシ属

トリノフンダマシの卵のう⇧  撮影:2009-08-15


      夕方といっても5時20分前後であるが、シロオビトリノフンダマシが糸を張っていた。(昼間は葉の陰でじっとしている)粗い網で主に蛾類を捕らえるらしい。

  実際どんな網を作るのだろう?時間があったらずっと見ていたかった。♂や幼体は網を張らずに狩りをするとか・・・。まだまだ謎の多い蜘蛛のようだ。

↑ 撮影:2011-08-13 

これまでに会ったトリノフンダマシの仲間たち⇩


上左:2011-07-31 オオトリノフンダマシ  この夏、自宅近くでは初めてみつけた個体。

上右:2009-08-15 トリノフンダマシ?  
下の卵のうの写真はこの個体の近くにあった。

下左:2011-08-13 シロオビトリノフンダマシ  上のシロオビとは別個体。

下右:2008-08-16 オオトリノフンダマシ お盆に帰省するとたいていお目にかかる。


こちらはオオトリノフンダマシの卵のうかな?  ⇧撮影:2019-10-27  

トビイロハゴロモ


アオバハゴロモ科

帰省時に撮影。砂浜との境界あたりのクズ葉上だったかな?この時初見。


たぶん、子供の頃から近い場所にいたんだろうけど・・。


 鳶色にしては淡い色あい。むしろ亜麻色が近い・・と色名小事典をめくりながら勝手なことを思うのも楽しい。アマイロハゴロモって良くない?単独でいることが多い種らしい。


撮影:2011-08-13

アオバハゴロモ*成虫と幼虫


アオバハゴロモ科

成虫は淡い薄緑色にピンクの縁取り。


 複数個体で見られることが多い。 


幼虫は白い綿虫状。


⇧撮影:2009-08-15


成虫死骸。生きている時は白い目が、死ぬと赤黒く変色するみたい・・。

アワダチソウグンバイ

北米原産の外来種。体長は3-4mmほど。  ⇧撮影:2021-06-17

  キク科の葉っぱによく見られる。 白っぽい個体と黒っぽい個体がにらめっこしていた。近くにある食痕がハート型なのでお見合いしているのかも・・・。

 しばらくしてクロの後方から別のクロが接近。するとシロの方がまわれ右してそこから逃げ出した。2匹のクロはその後をぞろぞろついていく。動きがスローなので微笑ましかった。    撮影:2011-08-21