2011年7月22日金曜日

クマザサの葉裏にて*蝉の脱皮



左上 17:13  右上 17:19
左下 17:49  右下 17:59

 驚かさないようにフラッシュは使わなかった。翌朝行ってみると抜け殻のみ残されていて、何ゼミなのかわからず・・・。たぶんアブラゼミと思われる。 撮影・・・2011-07-17

2011年7月20日水曜日

ギボウシの花にて*キムネクマバチとミツバチ


左:外側から口吻を差し込んで蜜を吸うクマバチ。受粉には関与しないので、盗蜜と言われてもしかたない。猛々しい姿と羽音で怖がる人が多いが、穏やかで可愛らしい蜂だと思う。握ったりしない限り刺すことはない。稀に外に干した洗濯物に止まっていることがあるので、取り込みの際は気をつけましょう。

右:こちらは潜れるところまで潜り込むセイヨウミツバチ。踏ん張っている後脚が微笑ましい。もちろん受粉にも貢献している。
撮影:2011-07-16


ボロボロのキムネクマバチ。  撮影:2012-10-01

2011年7月18日月曜日

蝶たちのかけら


左:2011-07-10  ナミアゲハの翅の一部
サンショウの木の下に落ちていた。鳥にでも襲われたのだろうか?

右:2011-07-14  ホシミスジの抜け殻
ほぼ毎日様子を見ていたにもかかわらず、いつの間にか抜け殻になっていた。
(主の羽化ではなく、寄生者が羽化したと思われる・・)

2011年7月16日土曜日

モンシロドクガの繭作り そして寄生


撮影・・・2011-06-14(左・中) 2011-06-15(右)
アジサイの枯枝で、糸を吐いて繭を作っている幼虫。翌日見ると黒い長毛をまぶして仕上がっていた。いつも思うのだが、内側から糸を吐きながら、どうやって外側に自分の毛をくっつけるのだろう?幼虫の正体はモンシロドクガだろうか?ウメの葉でよくみるが、となりのヤナギも食べていた。(写真下)


撮影・・・2011-04-30

繭の様子は一応気にしていたが、先日小さな穴があいているのを発見。小さなハチのようなものがとまっていたが飛んでいってしまった。寄生されていた様子。しばらく穴のあいた繭をのぞいていたら、またハチが戻ってきて繭にとまった!キアシブトコバチに似ている。(写真下右)


撮影・・・2011-07-10

2011年7月15日金曜日

くるくるまわる*チョウバエの仲間


チョウバエ科

 この日は朝からやたらこの虫を、あちこちの葉っぱの上で見かけた。せわしなく葉っぱの上を8の字を描いて回り続けている。見ているとこちらが目がまわりそう・・・。夕方くらいになればさすがに疲れるだろうと思ったが、相変わらず回り続けている。

 こういう時は動きの鈍そうな個体をみつけるしかない。この個体はやや他の者より休憩時間が長く、お疲れのようだった。それにしても、何のために回っているのだろう?   撮影:2011-07-10

7月15日メモ
・ミミズク(虫)が飛ぶのを初めて見た。ハエが飛ぶようにかろやかに飛んでいた。
・庭にジャノメチョウ出現。

2011年7月14日木曜日

カスリウスバカゲロウ?


ウスバカゲロウ科

 確かこの日は梅雨明け宣言があった日。昼間はカンカンに晴れていたのに、突然夕方から暗雲がたちこめ雷雨となり、束の間ではあるが気流が乱れて小さな嵐が起こった。嵐の後に外に出てみると、網戸に大きなカゲロウがとまっていた。

 定規を持ってきて測ってみたら50mmちかくあった。ウスバカゲロウの幼虫といえばアリジゴクであるが、このカスリウスバカゲロウ属はあの特徴的な巣穴は作らないらしい。
ウスバカゲロウの仲間は日本には17種類いるとのこと。 
撮影:2011-07-09

2011年7月13日水曜日

ヤブカンゾウの茎にハチの巣


 庭に生えていたヤブカンゾウの茎が、先に蕾をつけているにもかかわらずポキッと折れていた。(写真左上)こういう状況はいつか見た気がする。そうそう前回はノゲシで。折れた方の茎をはがしてみると、やっぱりハエの仲間がわんさか。いくつかの部屋に仕切られていて、それぞれに幼虫が産み付けられている。奥の幼虫ほど大きく育っている。

 ノゲシの時は成虫に遭遇できたが今回は?。ヤブカンゾウの茎はノゲシより頑丈そうで太い。ハエに混じってヒラタアブも沢山捕獲されている。皆恐ろしく鮮度が良い。幼虫の餌用に麻酔だけかけられた状態なのかな?枯れていない植物に穴をあけて作られた巣だから、やはりクララギングチの仕事だろうか?
撮影・・・2011-07-09