2011年5月28日土曜日

ナガタマムシの仲間


ナガタマムシ亜科

似た種が多い。多分小さかったと思う・・。  撮影:2011-05-28 

猫の捕ってきたベニスズメ


ホウジャク亜科

 風呂場の掃除をしていたら、上の網戸あたりにやや大型の蛾がいることに気がついた。近づいてみるとベニスズメ。多分うちの猫に捕まえられて連れ込まれたに違いない。
(うちの黒猫は、夜どこからか大型の蛾を生け捕りにして家に持ち帰るクセがある・・・)

 いつから風呂場にいたかは不明。チョークの色のような紅色が多少剥げているのは致し方ない。弱っているのか飛ぼうとしないので、葉っぱの上にとまらせておいた。じっとしている。この個体が♀なのか♂なのかわからないが、♀だったらフェロモンを飛ばしているのかもしれない。翌日はいなくなっていた。
  
撮影・・・2011-05-25

2011年5月25日水曜日

ヒトツメカギバとマダラカギバ*幼虫 他


クマノミズキの芽吹き(左:2011-04-24)

        冬芽(右:2011-03-20)

 昨年アゲハモドキやアオバシャチホコの幼虫をみつけたクマノミズキで、また蛾の幼虫を発見。この木は橋の上から葉っぱをめくって探すことができるので。

⇩左:ヒトツメカギバ(カギバガ科) 食樹:ミズキ科
   ユニークな黒い顔をしている。目が合ってしまった。成虫はよく見かける。

 中上:これはだれの巣だろう?あちこちにある。

追記:これはヒトツメカギバの幼虫の隠れ家らしい。昼間はこの中に隠れていて、夜間に出てきて葉っぱを食べるとのこと。でもこの日はなぜか昼間うろうろしている幼虫がいたので撮影することができた。葉っぱに隠れていた若齢幼虫はこちら

⇩中下:ヒメヤママユ(ヤママユ科)2齢幼虫  
食樹:いろいろな葉を食べる。頭頂部が赤いのはこの時だけ。

  右:マダラカギバ(カギバガ科) 食樹はミズキ科
    カギバガ科の幼虫はみな個性的。これは横から見ると平べったい。


⇧撮影:2011-05-21


             左:アゲハモドキ(アゲハモドキガ科)幼虫  2010-09-26

             右:マダラカギバ(カギバガ科)成虫 2009-07-05

2011年5月24日火曜日

シラオビシデムシモドキ


ハネカクシ科 ヒラタハネカクシ亜科


 伐採されたアカマツの切り口にいた。全部で10頭。樹液でも舐めている様子。シデムシに似たハネカクシの仲間という意味か・・・。

 標本写真では白帯の部分が黄ばんでいるが、生体はつややかな純白。

撮影:2011-05-21

2011年5月22日日曜日

イチモンジチョウ*幼虫と成虫


 鉢植えのハスカップに見慣れぬとげとげの幼虫を発見。大きさの違う者2匹確認。イチモンジチョウは近くの山に行けばよく見かけるが、庭ではあまり見ない。それにしてもなぜハスカップに?と不思議に思ったが、スイカズラ科の植物と知り納得。

↑ 撮影:2011-05-19(左)  2011-05-21(右)


↑ 撮影:2011-05-23


↑ 撮影:2011-05-25


成虫   ⇧撮影:2010-08-27


ビークマーク付き。  撮影 2012-06-16

蕗の葉にエグリグンバイ


追加画像   ↑撮影 2012-05-05

      
 庭に毎年生えるフキを食べてみようと、茎から葉の部分を切り離していたら何かついているのに気がついた。小さな虫の抜け殻だろうと思ったが、一応写真に撮って拡大してみて驚いた。

 グンバイムシを実際に見るのは初めて。こんなに繊細な姿なのに、小さいがゆえに大抵の人には気がついてもらえないだろう。触ってはじめてよたよたと動くというのも半翅目らしくない。ごみに擬態しているのだろうか?   撮影:2011-05-21

2011年5月19日木曜日

そろばん模様のルイステントウ


ミヤマニガウリにて。


  ⇧撮影 : 2009-08-23


撮影 :  2011-05-15

 4mm前後の小さなテントウムシ。
クマザサの上で日向ぼっこしていた。このテントウムシに会うのは2度目。前回はここより樹木の茂った薄暗い森林で、ミヤマニガウリの葉上にいた。場所はかなり隔たった所だが、同じ標高1,500m地点。(下の写真)

 個体変異がある種らしいが、私が見たのはどちらもソロバン模様。
ルイステントウは、針葉樹につくカサアブラムシ類を捕食するとのこと。