2011年5月8日日曜日

シラカバにいたヒラタカメムシ


初見のヒラタカメムシ。シラカバの根元に近い所にいた。

 撮影:2011-05-08

2011年5月7日土曜日

ホシミスジ*幼虫と蛹


 コデマリの芽吹きが始まると、ホシミスジの幼虫のことが気になる。今年は見つけられるかな・・・と探してみるがなかなか出会えない。
この日も、出勤前だというのに様子を覗う。するとハナグモが葉っぱの上で、なにか引きずっているのに気がついた。いやな予感は的中して、獲物はホシミスジの幼虫。このクモが仕留めたのだろうか?幼虫がこういう状態で出現しているということがわかっただけでも参考になった。
 それから間もなく、枯枝の先にいる黒っぽい幼虫を発見。葉っぱの上に移してやったら、元気にむくむくと動き回りどこかへ行ってしまった。


↑撮影・・・2011-05-06


撮影・・・2011-05-18

 庭のコデマリにいるホシミスジの続き。
なかなか見つけられなかった幼虫だが、2-3日ぶりに見てみるとあっちこっちにいろいろな大きさの幼虫たちがいた。今にも羽化しそうな蛹もあった。羽化の様子を見られたらいいな。

蛹と成虫の様子はこちら

2011年5月5日木曜日

ヒメバチ・枯れ木に産卵


ヒメバチの仲間が、細い枯れ木をウロウロしていた。
長い触角を聴診器のように木肌に当てながら・・・。これが触角の本来の役割なのかな?枯れ木の中でうごめくものを探しているようだ。そのうち木の割れ目に産卵管を差し込んで動かなくなった。宿主を探し当てたか。  撮影・・・2011-04-27

2011年5月3日火曜日

ヤマトクサカゲロウ*越冬態 他


クサカゲロウ科

 昨日、今日と庭で赤味を帯びたクサカゲロウを見た。今日の個体は触角に松脂みたいなものをつけている。なんていうカゲロウだろう?と調べてみると、なんとヤマトクサカゲロウの越冬型。カゲロウが越冬するなんて初めて知る。  ⇧撮影 2011-05-03 


左上:2011-04-24 ⇧
 クサカゲロウ科のカゲロウたちは、みな薄緑色の翅でよく似ている。顔のアップを撮らないと同定できないという。
 ちなみに越冬型が体色を変えるのはヤマトクサカゲロウだけとのことだが、すべての個体が変えるわけではないらしい。だからこのカゲロウの名前はわからない。

左下:2011-05-03 ⇧
 これは色合いからみてヤマトクサカゲロウの亡骸だろうか。クモにでも捕らえられたのかな?厳しい冬を乗り越えても、子孫を残すまで生き延びるのは容易ではない。
クサカゲロウ科の卵はこちら



灯火に飛来した個体。  ⇧撮影 2014-03-27

2011年5月2日月曜日

モミジニタイケアブラムシ


撮影・・・2011-04-26(上真ん中のみ)     2011-04-30(その他)
上左:幹母(越冬卵から生まれる第一世代)もう死んでいる様子。
上中:幹母が生んだ幼虫?
上右:有翅型
下左:有翅型と無翅型がいるらしい。
下中:ヒラタアブの幼虫は天敵ということになる。
下右:この白い有翅の虫は不明。

モミジニタイケ→紅葉二態毛

カエデの葉についていた種々雑多な小さな虫たちが、実は皆同じ虫だったと知り驚いた。夏になると、扁平で周縁に団扇状の突起を持つ越夏型幼虫が出現するという。
たかがアブラムシであるが、複雑な生涯を送る虫のようだ。

2011年4月28日木曜日

キイロテントウ、立ち止まる

    
 朝、庭をぶらぶらしていたら服にキイロテントウがとまった。4-5mmほどの小さなてんとう虫。食性は菌類食で、幼虫・成虫共うどんこ病菌を食べるという。

 サザンカの葉の上におくと、とにかくちょこまか歩き回り、じっとしていない。行方を追って葉っぱをひっくり返してみると・・、いた。

 珍しく動かない。ゴミのようなものは何かの抜け殻のようだ。動物質のものにも興味あるのかな?ちなみに、胸部の二つの黒点は模様。下の黒い二つが目。 
↑撮影:2011-04-27 

2011年4月27日水曜日

池の様子*4月下旬


 3週間ぶりに池を覗いてみると、おたまじゃくしがだいぶ大きくなっていた。その後産み付けられたと思われる新しい卵塊もたくさんあった。水面をアメンボのように走り回るクモや、溺れたテントウムシ。気がつくと、目の前に眠たそうなアマガエルがいた。アカガエル達に比べるとずいぶん寝坊助だ。

 いよいよ賑やかになってきた小さな池の周りを物色しながら歩いていると、ガサガサ・・・といやな音。一旦引き返し、勇気を出してまた戻る。前にアオダイショウを撮った頃に比べれば、我ながらたくましくなったと思う。縞模様があるからシマヘビかな?枯れ草の上で日向ぼっこしていたのを驚かせてしまった。水の中に逃げようとしたが、冷たいのがいやなのか、すこしだけ入ってじっとして動かない。

 下の写真は、おたまじゃくしを撮っていた時近づいてきたカエルくん。スイスイ泳いでいたところにヒトがいるのに気がついて、ストッープ!と枝にしがみついたが、止まりきれず脚だけ前に出てしまったところ、かな?


撮影・・・2011-04-24