K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2011年4月23日土曜日
ミノムシのようなもの
蓑虫
のようなもの・・・
左上:2011-03-18 リンゴの木の皮を食べていた。
右上:2011-03-19 タラノキにて。棘のふり?
左下:2011-04-09 コナラに芽にとりついていた。
右下:2011-04-19 カツラの枝にぶら下がる。ヒモが長すぎるようにみえるが・・・。
2011年4月21日木曜日
ヒオドシチョウのねぐら
午後4時半頃。この日はよく晴れてポカポカ日和だったが、陽が西に傾き肌寒くなってきた。標高が900mを越える場所だったので無理はない。
小路を歩いていると、どこからか力強いはばたきの蝶が一頭飛んで来て、何の迷いもなく枯れ野の中に消えた。
確かこの辺・・・と近づいてみると、枯れ草の間に小さな空間が空いていて、その中に地味ながら大型の蝶の裏翅が見えた。かなりボロボロの
ヒオドシチョウ
。
カメラを近づけても逃げなかった。自分の擬態に自信があるのだろうか。ここに居れば大丈夫、と思っているのかも。長い冬の間、ずっとここにひそんでいたのかな?
なにはともあれ、ねぐらに潜り込む瞬間を目撃できてよかった。
撮影・・・2011-04-17
2011年4月20日水曜日
タテジマカミキリ
撮影・・・2011-04-17
薄暗い木陰の低木にひっそり取り付いていた。木をかじった跡あり。体の長さが30mmくらいあり、触角がその1.5倍くらいある。(測った訳ではないが・・・見た感じ。)
成虫越冬したのか、この春生まれたのか?さっぱりわからない。後で調べよう。
《追記》 2011-05-22
ドウボソカミキリ族タテジマカミキリ属のタテジマカミキリと判明。
寒冷地では成虫越冬するらしい。ボート状にかじった跡はそのためのねぐらのようなもの。より枝に同化してカムフラージュするため?ウコギ科のカクレミノという植物がお気に入りのようだが、この木は常緑樹ではなさそう。寄主植物はほかに、セイヨウキヅタ、ハリギリ、アオキなど。
2011年4月19日火曜日
アケビコンボウハバチ*成虫と幼虫
↑
触角がこん棒状のハバチ。芽吹いたばかりのアケビの若葉にとまっていた。後から拡大して見てみると産卵しているような様子。4-5月に出現してアケビに産卵、となるとアケビコンボウハバチでいいのだろうか?
上:アケビ(木通・通草)の芽吹き ↑撮影:2011-04-16
下:
アケビコンボウハバチの幼虫
撮影:2009-05-23
アケビ科の植物を食する。(これはミツバアケビか?)
ブルーベリーのような頭で、はらぺこあおむし状態。ハバチの幼虫はきれいな中間色をしたものが多い気がする。ゆえに比較的目立つが、成虫の姿は今回初見。
撮影:2011-04-16
2011年4月18日月曜日
越冬組*ヒメホソアシナガバチ女王
アシナガバチ亜科
カシワの冬芽のあたりにしがみついているヒメホソアシナガバチの女王をみつけた。
昨年追跡調査(?)した巣
の近く。今年はこの個体が巣を作るのだろうか?それにしても越冬明けのためか元気がない。もしかして死んでいる?
心配になって手にとってみると、辛うじて動いてはいる。(写真下)ところがこの日は恐ろしく風の強い日で、この写真を撮った直後、哀れ女王は風に飛ばされて行方不明に・・・。どうか無事営巣を始めてくれることを祈る。
(弱っているとはいえ、むやみに蜂に触るの危険かもしれないので、気をつけましょう)
撮影・・・2011-04-16
2011年4月17日日曜日
越冬組*クジャクチョウ
街の桜は今満開だが、山の方では少し遅れている。それでもちらほら咲き始めた所に越冬蝶3種が集まって蜜を吸っていた。ルリタテハ、シータテハ、あと一種は分かりにくかった。越冬後、エネルギッシュに飛びまわるための栄養源として、桜の花も一役買っていたわけだ。
春、クジャクチョウに会う場所はいつも決まっている。道を歩いているとそのチョウはやって来て、つきまとう。多分テリトリーに侵入してしまったからだろう。気を引くように近くの路上に下りて翅を広げてみせるが、近づくとぱっと飛び立つ。
ただ山の斜面を固めたコンクリート面がお気に入りで、そこにとまって日光浴を始めると、気持ちいいのかじっとしている。 撮影:2011-04-16
2011年4月15日金曜日
越冬組*フサヤガ
庭の木で越冬していたらしい
フサヤガ
。
越冬蝶はやたらもてはやされるが、蛾となるといやな顔をされるのはなぜなんだろう?
丸々としていて無事春を迎えた様子。お尻の房がひとつなくなっていたが・・・。
撮影:2011-04-15
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