2010年10月29日金曜日

コンポストの住人*アメリカミズアブ


よく見れば、きれいな生き物。   ⇧撮影 2020-06-27


 こちら気の毒なことに羽化不全。1950年頃に日本に侵入したらしい。
不思議目さん。帰化昆虫であるが、特に人を刺したりしない。

 成虫には口がなく、産卵のためにコンポスト等に集まるみたいだ。幼虫の生ゴミ分解スピードは早いとのこと。我が家もお世話になっております・・。   

⇧撮影 2010-10-22


こちらはダニ?にたかられた個体。  撮影 2009-06-24

2010年10月27日水曜日

リンゴワタムシ?



 雪虫が飛ぶというか、漂っているのを見かけるこの頃。出かけようとしたら、車のドアに着地するのを見た。近づいて覗き込んでも、朝露に脚をとられてすぐには飛び立てない。なんて儚げな虫。リンゴワタムシかな?うちのリンゴの木をめざしてる?
  
⇧撮影:2018-11-09


⇧撮影:2018-11-12
      

 庭のリンゴの木に今年もワタムシが発生。枝打ちしたところや皮の剥がれたところにかたまっている。  撮影 : 2010-10-22 

2010年10月23日土曜日

クサカゲロウ科の幼虫

    
 アブラムシなどを狩る肉食。その大顎を撮りたかったが、脚がかすかに見えるだけ。奇妙なことに、獲物の死骸やらいろいろなゴミを背中に背負って歩く。

 カムフラージュしている割には、葉っぱの上をよく動き回るので目にとまる。この個体は棘のようなものを背負って武装?している。  撮影:2010ー10-17 

ザトウムシの仲間


 山中でよく見かける座頭虫の仲間。長い脚がちょっとぞっとするけど、それほど怖い奴では無さそう・・。この個体は、脚の付け根が赤いのがチャームポイントかな?
名前はわからない。


英名は、daddy  longleg。足長おじさん。

⇧撮影:2010-10-23

2010年10月22日金曜日

蛾の幼虫*10月中旬


《上段左より》
・ドクガ(ドクガ科):2010-10-16  毒針毛あり。治癒に10日。
・フクラスズメ(ヤガ科):2010-10-17 
普通夏頃に見られる。ひとり淋しく枯れかけたエゾイラクサを食べていた。
・カクモンヒトリ(ヒトリガ科):2010-10-17 脱皮直後?
・?〈調べ中):2010-10-17 

《下段左より》
・ナシケンモン(ヤガ科):2010-10-17 若齢か?
この季節あちこちで見かける。なんでもよく食べる。これはミゾソバ。
・テングイラガ(イラガ科):2010-10-16 毒棘あり。治癒に3日。
・マダラエグリバ(ヤガ科):2010-10-15 アオツヅラフジを食べていた。
・ヒトスジマダラエダシャク(シャクガ科):マユミにいた。

ミノウスバ*成虫と幼虫


成虫♂は腹先の毛色が黒。ちなみに♀の方はオレンジ色。


⇧撮影 2010-10-22


 マユミの木にて、複数のミノウスバが交尾、産卵していた。♀たちは産卵後の卵に、自分の毛を抜いて貼り付ける。

 (後で写真を見てみると、卵に貼り付けられた毛は茶色いものと黒いものがある。♂も毛貼り作業に参加しているのだろうか?)

 卵越冬するので防寒のためかもしれないが、カムフラージュ効果も高そう。
秋も深まり、だんだんと暖房がほしくなる頃現れるミノウスバである。

⇧撮影 2010-10-17


 久しぶりに裏庭のマサキの木を見てみたら、ミノウスバの幼虫がいっぱい。

 ⇧撮影:2015-04-27


 少しの刺激ですぐに糸を吐いて葉から落下。  ⇧撮影:2015-05-07


  食樹はマサキ、マユミ等のニシキギ科。細かい糸を吐いていた。

これから繭になるところかな?成虫になるのは晩秋。 ⇧撮影 2012-05-19

2010年10月20日水曜日

オオハナアブと不思議目たち


体長は15mm前後。   ⇧撮影 2011-06-01


⇧ ウドの花の蜜を舐める。 撮影 2012-09-29


 この日は肌寒く、咲いている野菊もわずかだったが、複眼が個性的な面々が集まってくれた。 撮影 2010-10-17

左:キゴシハナアブ(ハナアブ科)
中:オオハナアブ(ハナアブ科)
右:ツマグロキンバエ(クロバエ科)