K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2010年8月6日金曜日
青い蝶*ムラサキシジミ
草いきれでむんむんの林辺で、目の覚めるような青い蝶に出会った。初対面。
遠くからまず1枚撮り、少しずつ近づいていこうとたくらんでいたら、逃げられた。
どちらかといえば南方系の蝶なので、この辺ではあまりお目にかかれないような気がする。でもいる所にはいるのかも・・。幼虫の食樹はカシ類。
撮影:2010-07-31
南方系といえば、先日友人からオオキンカメムシの写メールが送られてきた。玄関先の壁にとまっていたという。温暖化の波が押し寄せてきている。
追記:オオキンカメムシは移動性があり、北海道や中部山岳帯などでみつかることもあるとのこと。
2010年8月5日木曜日
クズの葉の上にいた小さな者たち
3匹は4~6mmくらいの大きさ。キンバエ、ホソバエ、アシナガバエの仲間と思われるが、双翅目の同定は難しい。驚くべきは右の個体。より小さな翅をもつ者を捕食している。 撮影 2010-07-31
2010年8月4日水曜日
ミカドガガンボ*♀と♂
漢字で書くと蚊ヶ母。上は♀個体。おなかがふっくらしている。体長は30
〜40mmほど。
日本では一番大きなガガンボらしい。
↑
撮影:2012-07-21
♂個体。横から見ると、胸板の厚さにび
っくり。
飛び立って行く時、確かに羽音が聞こえた・・。
撮影:2010-07-30
金髭のハンター*シオヤアブ
シオヤアブ亜科
↑ ♀個体。 撮影 2012-07-29
左上:尾の先端に白い毛束があるのが♂。
これが名前の由来らしい。 撮影 2010-07-31
右上:白い毛束がないのは♀。 以下撮影 2010-07-25
左下:交尾
右下:狩り。あたりにぷ~んとカメムシの匂いが漂っていた。
別の場所であと一例目撃した狩もカメムシを捕らえていた。ちなみに幼虫は地中でコガネムシの幼虫を狩るという。
追加画像
2012-07-22 この日はシオヤアブがあちこちにいた。尻先が白いので♂
↑獲物捕獲。左は大きなマメコガネ。右は小さなハエの仲間? 2匹は別個体。
交尾 ♀(左)は食事中。 撮影 2010-07-31
2010年8月3日火曜日
ヒゲナガガの幼虫に会う
別のものを撮っていた時、そばで何か動く気配がした。傍らの苔の上に小さな枯葉のパッチワーク風のものがころがっている。図鑑でしか見たことのない、ヒゲナガガの幼虫の入ったケースに似ている。
しばらく見守っていると、幼虫が恐る恐る顔を出して、伸びては縮んですこしずつ移動。分速5mmくらいのペースか・・・。 ⇧撮影 2010-07-25
追加画像
山中ではあるが、人工物の上を移動していた幼虫。
露出した頭部の様子が、上とちょっと違うかな?
撮影 2020-05-24
2010年8月2日月曜日
アカアシカスミカメ*幼虫と成虫
上はタマアジサイの蕾にいた幼虫。成虫を見かけると、同時に幼虫も見かける。
⇧撮影:2010-07-25
撮影:2009-08-07
2010年8月1日日曜日
ギンシャチホコ*寄生痕のある幼虫
終齢近い幼虫。黒い点は寄生痕か? ⇧撮影:2010-08-15
追加画像
⇧ミズナラの葉の色とそっくり。
⇧元気そうに見えるが、黒点が気になる・・。
たぶん、寄生されている個体。
⇧撮影:2017-08-21
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