K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2022年10月3日月曜日
キバネオオベッコウ♀
ベッコウバチ科
庭のウドの花に訪花。
体長20mmくらい。
長い触角がくるりん・・。
♂は触角の先端部が黒いらしい。
別名は、ベッコウバチ。あるいはキバネオオクモバチ等・・。
コガネグモ類や
コアシダカグモ
等の大型のクモを狩って、卵を産みつける。
この個体はその大仕事をもう終えたのかな・・?のんびりしていた。
やや大きめで、黒と茶色の色合いが怖い蜂に見える・・。
追記:実際、刺されるとかなり激痛とのことなので注意!
撮影 2022-09-26
2022年10月1日土曜日
ツヅリガ*♂と♀
ツヅリガ亜科
戸を開けていたら、外から入って来た蛾。初見かな?と思って、丁重に撮影。
調べてみたら、この蛾の幼虫はお米を食べてしまう貯穀害虫だった・・。
⇧ ♂ 褐色部分の中に小さな黒点。
明らかに積極的に室内に侵入してくる。お米を探しているみたい・・。
産卵のためだろうが、♀♂ペアでやって来た。
左:♀ 体長10mm前後。黒点が大きめ。
旧名はイッテンコクガ。
右
:
♂ 体長7mm前後。体色は黒っぽい。
撮影 2022-09-21
2022年9月29日木曜日
クシヒゲムラサキハマキ
体長14-21mmくらい。触角は、♂は櫛状。♀は糸状とのこと。
この個体は♀かな?
幼虫食草 アオミズ イタドリ フタリシズカ ソヨゴ 等
標高1,500mくらいの森林にて。
撮影 2022-08-19
2022年9月27日火曜日
キゴシジガバチ
アナバチ科
オニグモ属やコガネグモ属のクモをよく狩ることで知られる。
腹柄部(胸部と腹部の間の細長い部分)が黄色。これが黒いと、アメリカジガバチ。
このハチも、裏の田んぼが宅地になってからめっきり見られなくなった。
元々、1950年代にアメリカジガバチが侵入してから、個体数が減っているらしい。
撮影 2011-08-26
2022年9月25日日曜日
スズキフタモンハナアブ?
2匹のアブが、樹肌に止まったり、飛び回ったりしていた。ペアだったのかな?
初見のハナアブだが、なかなかじっとしていてくれない。
ニセスズキフタモンハナアブという種もいるらしい・・。
標高1,600mくらいの白樺林にて。 撮影 2022-09-17
2022年9月23日金曜日
キオビクロスズメバチ
標高は1,500mくらいの場所。イケマに訪花。
山間部に生息しているので、下界では出会うことはあまりないと思われる。土中に営巣される巣は、比較的小規模とのこと。昆虫類やクモ類を捕食している様子。
働き蜂は10mm前後。女王は18mmくらい。
撮影 2009-08-07
2022年9月21日水曜日
ミカドアリバチ♀
ナミアリバチ亜科
体長は13mm前後。♀はマルハナバチ類の巣に侵入して産卵。そして孵化したアリバチ幼虫はハナバチ幼虫に寄生して育つとのこと。
♂は見た事ないけど、翅があるらしい。
昔、うっかり触ってしまって、痛い思いをした記憶がある・・。要注意。
天敵に食べられても、お腹の中で20分以上生き延びて攻撃を続け、結果的に吐き出されることが多いという。クモやネズミ類、鳥類に至るまで、アリバチの捕食を避けているらしい。
⇧ 撮影
2008-08-31
⇧ 撮影 2011-09-08
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