K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2013年12月15日日曜日
アケビコノハ*幼虫と成虫
↑若齢幼虫と思われる。アシ原にいた。
↑漆黒の体色に目玉模様が映える。
撮影:2011-06-12
↑撮影:2013-07-20
↑撮影:2012-08-12(たぶん終齢)
先日の夜帰宅すると、部屋の天井の方にアケビコノハが止まっていた。多分猫に見つけられて連れ込まれたのだろう。
(このくらいの大きさの蛾をよく捕まえてくる)
自分も庭の木に隠れているのを何度か見かけたことがあるが、目が合った瞬間いつも素早く逃げられた。
とりあえず飼育ケースに入れておいて翌日出してみると動かない。可哀想なことをしてしまったかな・・と思ったが、そのうちモゾモゾ動き出した。庭の木の根元の枯葉の中に置いてみる。見事な擬態。成虫越冬。
幼虫食餌植物:アケビ科・ツヅラフジ科・メギ科・カキノキ科
撮影:2013-12-14
2013年12月12日木曜日
冬尺初見日*その2
チャオビフユエダシャク ♀
2013-11-27 イチモジフユナミシャク♂
2013-11-29 シロオビフユシャク♂
2013-12-01 クロオビフユナミシャク♀
2013-12-01 ナミスジフユナミシャク♂
2013-12-05 チャオビフユエダシャク♀
2013-12-12 シロオビフユシャク♀?
(毎日出かけられないので、正確な記録ではないが・・・)
2013年11月28日木曜日
ミドリハガタヨトウ
2013-11-19 ニセアカシアの根元の方に止まっていた。↑ この個体はやや緑気がある。幼虫食樹はケヤキ。この仲間は越冬はしないらしい。
2013-10-30 お腹の方をみせてもらった。死んだふりしている。↑
2013-11-18 この個体はちょっと赤みがある。↑
サクラの木の下の方に止まっていた。
2013年11月27日水曜日
ゴマダラキリガ
ヒョウ柄をまとったおしゃれなキリガ。
成虫越冬。
ホシオビキリガのゴマダラ型と似ているとのこと。
幼虫食樹はクヌギ等。
撮影:2013-11-22
2013年11月26日火曜日
冬尺記念日
11月25日は冬尺記念日。1年前のこの日、偶然ここの雑木林に冬尺の仲間がいるのをみつけたのがきっかけで、ほぼ1年間(もちろん来れない日もあったが・・・)通いつめた。朝は何かと忙しいものだが、ここに来ることが優先順位の1位だったのが不思議。いよいよ2年目に突入!
2013-11-13 今季最初のフユシャク(↑)最初ヒメクロオビフユナミシャクか!と思ったが、この辺にはいないような気がする。ただの色あせたクロオビフユナミシャクだろう。
2013-11-14 チャオビフユエダシャク
2013-11-16 クロスジフユエダシャク・ウスオビフユエダシャク
2013-11-19 色あせてない新鮮なクロオビフユナミシャク(右端)
2013年11月22日金曜日
オナガバチの仲間たち 3種
2013-11-16 冷え込んだ朝、大きなオナガバチの一種が木の幹に止まっていた。アメ色の翅に「鏡胞」と呼ばれる三角形の窓がある種類。この長い産卵管を幹に突き刺して、中にいるキバチやカミキリムシの幼虫に産卵するらしい。こんな季節にお目にかかれるとは・・・。寒さで動けない様子だった。
2013-07-14 ↑産卵中のオナガバチの一種。オオホシオナガバチかな?たしかこの場所は斜面で足場が悪く、1-2枚しか撮影しなかった。次回産卵の場面に遭遇できたらもっとちゃんと撮りたい。昆虫ではなく、なにか地球外生物のように見える。
2013-06-30 これもオナガバチ?
(ニセオナガバチというのもいるらしいので・・・)
2013年11月10日日曜日
10月のイモムシたち
2013-10-24 ヒノキの木の下を歩いていたら、小さなイモムシが糸を吐いてぶら下がっていた。糸をつまんでヒノキの葉の上においてみたところ。ヒノキといえばクロクモエダシャク。若齢幼虫で越冬するとのこと。だとしたらこのおチビはクロクモ君か!?でもたまたま別のイモムシが ぶら下がっていだけかもしれないし・・・。今のところ、飼育とかして確かめる気力はないし・・・。下草の上で撮影した後、また木の枝に戻しておいた。
2013-10-18 すっかり花が終わってしまったヤクシソウ(キク科)の萎れかけた葉っぱを食べていた。これは終齢だろう。蛹になって冬を越すのかな?
2013-10-24 ギシギシ(タデ科)にいた3種。真ん中の毛虫はナシケンモン。大食漢なのか糞の山があちこちに。左右はわからない。
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