2021年11月26日金曜日

イチゴハムシ


ヒゲナガハムシ亜科

 栽培種のイチゴの葉を食べる害虫としてこの名前がついているらしい。ふつうはギシギシ、スイバ、イタドリ等その辺にあるものを食べているようだ。上翅の側縁がほぼ平行であること、翅の先端部が丸いことが類似種との相違点。
 

撮影:2011-10-15

2021年11月25日木曜日

コブハサミムシ*ルイス型とアルマン型


クギヌキハサミムシ科 コブハサミムシ亜科

交尾を終えた♂⇧は、卵を守る♀を残して厳冬期に死す、とのこと。


ルイス型♂のハサミ  ⇧撮影:2013-11-26

ルイス型♀のハサミ  ⇩撮影:2012-08-11


 コブハサミムシの母虫⇧は、真冬に山間部の川筋で産卵。そして春まで大切に卵を守って過ごす。孵化は4月頃。餌の少ない時期ということもあり、子虫たちはみんなで死期間近の母虫を食べて最初の栄養を得る。 

追加画像


↑撮影 2012-06-10


左上は成虫♂。 右下は幼虫。  ↑撮影 2018-06-12


抜け殻    ↑撮影 2022-06-20


 脱皮後? 部分的に黄色みを帯びてきた。 ↑撮影:2011-07-17

追加画像

 

↑ こちらは、ハサミが太くて短いアルマン型と思われる。 朝、灯火にて。  

♂♀の違いはわからない・・。   撮影:2016-09-12

2021年11月24日水曜日

クルマバッタモドキ

 

トノサマバッタ亜科

 バッタの仲間の同定、難しい・・。みんなトノサマバッタに見える・・。間違いに気づき、移動しました。クルマバッタモドキでいいのかな?クルマバッタは、背中部分が盛り上がっているらしい。別名は、ヒメクルマバッタ。   ⇧撮影:2015-10-09



↑撮影:2012-09-22


撮影 2008-10-10

トノサマバッタ


 トノサマバッタ亜科

砂浜近くの草地にいた。褐色型というより砂っぽい色。 ⇧撮影:2019-07-13

2021年11月23日火曜日

マルカメムシ


マルカメムシ科

地味系だけど、赤い目がチャーミング。主な食草はマメ科植物。



 20−30個の卵を2列に並べて産みつける。母虫は産卵時に、有用な物質を体内から出して、こまめに卵間に塗り付けるという。孵化した幼虫は、口吻を刺してすぐにそれを体内に取り込む。クズ葉上。  ⇧撮影:2009-08-28


 新成虫たちは分散して、越冬場所を探す頃。束の間の小春日和の日差しを楽しむ。  撮影:2011-11-13

2021年11月22日月曜日

オオスジコガネ


スジコガネ亜科

 幼虫は各種針葉樹の根っこを食べながら3回冬を越す。最後の年にやっと成虫になるとのこと。ちなみに成虫は針葉樹の葉を食べる。この個体は下草にいたようだ。
体長17-20mm。


撮影:2014-07-16

2021年11月21日日曜日

不明バチ?の卵


散歩中に見つけた、不思議なコブ状のもの。濃いめの緑色。虫コブ?


⇧撮影:2021-09-09


 気になるので、後日持ち帰り、ケースに入れておく。そしてある日ふと思い出して覗いてみると、小さな穴が空いていて、何者かが脱出していた・・。
 5mm弱の小さなハチ?10-20匹くらいいた。黒い触角の根元の方は白い。翅は虹色光沢あり。体色は黒で、脚は淡色。死骸も少なからずあったので、羽化後何日かは経過してしまったみたい・・。申し訳ない。⇩


⇧撮影:2021-10-10

卵?には、3カ所の脱出した穴が空いていた。右は半分に割ってみた様子。⇩


撮影:2021-11-20