2021年8月21日土曜日

エゾナガウンカ


ウンカ科

 水辺で見られるウンカ。翅に黒い線状の紋が入ることもあるらしい。この水墨画のような背景は、実は所々白い塗料の剝げたガードレール。なんとなく撮影地が蘇る。確かに川沿いだった。  


撮影:2010-05-04

 

2021年8月20日金曜日

ツヤヒラタハバチ


キイチゴ類で見られるハバチ。触角が一本見当たらなくて残念。

撮影:2010-05-16
 

2021年8月19日木曜日

アカスジチュウレンジ*成虫と幼虫


ミフシハバチ亜科 

お盆の頃、庭のノイバラに現れた成虫。通り雨に濡れていた。

小楯板が赤茶色。年2−4回の発生があるらしい。


↑撮影 2021-08-15
 

若齢幼虫。ノイバラにて。

 

↑撮影 2021-08-19

 
 薔薇を愛でる方々の天敵。切っても切ってもしつこく繁茂するうちのノイバラを食べてくれていたので特に駆除はしなかった。朝夕の冷え込みが厳しくなってきた今日この頃。彼らも必死である。頭部が黄色いのは終齢で、黒いのは若齢。この時期になると、終齢幼虫は土中で繭を作り、前蛹状態で越冬するとのこと。
 

撮影:2015-10-04

2021年8月18日水曜日

ヒラタチビタマムシ


庭のラズベリーの葉っぱにいた、胡麻粒のような虫。

チビタマさんみっけ!(老眼をむち打ちながら撮影)

体長2-3mm。


こんなに身近なところにいたんだね。葉っぱをむしゃむしゃ食べていた。
(別個体)


たまたま、飛翔するところも見られた。瑠璃色のおなか。


 山地では、ナワシロイチゴ等キイチゴ類でよく見られるらしい。


雨が当たってくると、ラズベリーの葉裏へ。このくらいの大きさ。

撮影:2021-08-16

2021年8月16日月曜日

キオビツチバチ*♂と♀


ツチバチ科

 木陰で雨宿りしていたハチの仲間。立派な太い触角。長めなので♂かな?♀は土中のコガネムシの幼虫を探し当て卵を産みつける。いわゆる寄生蜂の仲間。↑撮影:2021-06-27


 ハチの仲間ではあるがおとなしい部類で、無理やりつかんだりしない限り刺すことはない。上と同個体?♀には出会えたのだろうか? ↑撮影:2021-07-30


翅がぼろぼろ♂↑   撮影 2010-08-08


 ♂の黄帯はつながっていて、♀は離れている傾向があるとのこと。アスパラの葉につかまって休憩している姿をよく見かける。ゆらゆらして、自然のハンモックだね。
↑撮影:2021-08-12

追加画像


 公園のオミナエシに訪花した♀。翅がボロボロ。腹部の黄紋の中には黒点がある。
体長は15-25mmくらい。   撮影 2010-09-04

2021年8月15日日曜日

ミスジトガリヨコバイ*成虫と幼虫


 この6月、うちのイロハモミジの下の植え込みで出会う。初対面。このところ、朝起きると一通り庭を散策することにしたので、今まで見過ごしていたであろう虫に遭遇することがある。


撮影:2021-06-25

 幼虫の姿をググってみると、昔このモミジで見かけた海老フライみたいな奴。あいつだったのか!最近やっとその姿を古い写真の中から見つけ出しました。↓



撮影:2011-09-04

2021年8月14日土曜日

マツノシラホシゾウムシの仲間


 8年前撮影の甲虫。灯火居残り組か?とても小さい奴だった。背中にある白点が一番の特徴。衰弱したマツに寄生するゾウムシと言われている。ニセマツノシラホシゾウムシやコマツノシラホシゾウムシ等、似た種がいろいろいて特定は難しそう。


 この頃から松枯れが始まったのかな・・。今この場所に行くと、枯れたアカマツはほぼ伐採されて横たわっている。特に思い入れのある木ではなかったが、なくなってしまうと寂しいものだ。アカマツに依存していた生き物たちが一番たいへんなんだけど・・。


ずっとうつむき気味だったけど、横から見るとやっぱりゾウさん。↓


撮影:2013-05-15