2015年5月24日日曜日

ホシカレハ*幼虫・繭・成虫


 2014-10-12  裏庭のカワヤナギの葉にカレハガの美しい卵の抜け殻。⇧

*ヤナギ食だったこと、また羽化後の翅の模様よりホシカレハだったようです。
タイトル変更しました。

 2015-05-03  真夜中の零時前後、寝る前にトイレに入ったら、トイレの網戸に巨大な毛虫のシルエット。普通ここで悲鳴があがるところだが、こんな時間に外壁をウロウロしているのは蛹化場所を探しているに違いない、と判断。勇気を出して飼育ケースに捕獲。


 2015-05-04  翌朝起きてみると、既に蛹化が始まっていた。

⇧左より5:31→6:28→9:09 


 2015-05-10  カワヤナギの幹に終齢幼虫が1匹。捕獲した幼虫と同胞の者かもしれない。9−10cm。

 昼間はじっとしていて、夜のなったら蛹化場所を物色しに動き出すのだろう。


 近くの台所の窓の下のへこみ部分に繭を複数発見。

でもこれは古いものらしく空繭だった。


 2015-05-16  飼育ケースの繭。この日よく見たら、繭の下部分に白いものが・・。

何だろう?


2015-05-23  朝起きてみたら、カレハガがすでに羽化して繭に止まっていた!紙の上の黄色い液体は、翅を伸ばすために使われた体液の残りが排泄されたもの。立派な口吻。

 あの毛虫がこんな姿になるなんて。大きな目でにらまれた。


 はみ出ているの後翅。大きなお腹。♀だろうか?なんか鳥が枝に止まっているみたい。


夕方になっても同じ場所に止まっていた。

2015年5月22日金曜日

ムナグロツヤハムシ


ヒゲナガハムシ亜科

 体色の個体変異が激しい種らしい。食樹はハンノキ、クワ、イタヤカエデ等。
この個体はクヌギにいた。食痕がこのハムシのものかは不明。 

↑撮影:2015-05-22

この方は黄褐色で、頭部にゴマ粒ふたつ。食事中。

↑撮影 2012-06-10


こちらは頭部が黒い。 ⇧撮影:2012-06-13

2015年5月19日火曜日

アワブキにいた幼虫memo


 2015-04-26     
 葉っぱは中央で閉じた状態でこれから開く様子。すでに小さな虫食い痕があちこちに見られる。探してみると、小さなイモムシがあちこちに。みんな同一種だろう。



2015-05-18   
 無心に葉っぱを食べていた。しばらくして人の気配にやっと気づき固まる。(真ん中の状態)頭部の黒い部分は、見えたり見えなかったり。上とは別の木。

2015年5月14日木曜日

デーニッツハエトリの狩り*ハサミムシ他


ハサミムシ?  撮影:2015-05-13


赤い羽アリ?  

カノコマルハキバガ


カエデの木のあたりに複数の個体が飛び交っていた。
 
 撮影:2015-05-11

2015年5月10日日曜日

フタトビスジナミシャク


年2化。幼虫の食草は不明とのこと。  ↑ 撮影:2015-05-10


撮影:2011-05-28

2015年5月9日土曜日

リンゴの花が終わった庭で


 リンゴの花びらが散って、どの花もお腹ぽっこりとみごもったような姿になっている。摘果もせずにそのまんま。それをかじったのは誰だろう?
 今年はドクガの幼虫がかなり発生して、なんでもかんでも食べている。アカクビナガオトシブミの♀が葉っぱ巻きに精を出していた。


 リンゴの木の下草にゴミのように止まっていたのはミミズクの幼虫。⇩おお、まだうちの庭にいてくれたんだね。

 すっかりこの辺も宅地化が進み、虫たちにとっては住みにくい環境になりつつある。庭を草ぼーぼーにしてあげたいのだが、人目も気にしなくてはならない。少し近づいたら、ぴょ〜んとすごい跳躍をしてミミズク幼虫は姿を消した。


 いろいろな種類のケバエが目に付くこの頃。うちではヒメセアカケバエがあちこちに。ヒラタアブの交尾飛翔も見られた。ミズナラの葉に止まっていたのはネグロミズアブ。⇩


コデマリが花盛り。遠目で見るより近くで見た方がきれい。⇩


 ⇩これは悲しい写真。キハラゴマダラヒトリのペアなのだが、下の♂は死んでいる。交尾後繋がったまま。なにかトラブルがあったのか?♀は生きているがその場から動けない状態。

 気の毒なので、♂のお腹を引き離して♀を自由にしてやった。♀はふらふらしながらも、なんとか飛んで行ったが産卵は無理だろう。


撮影:2015-05-09

追加画像


 今年はリンゴが豊作!こんな立派なリンゴが出来ました。早生種の津軽。上の2個は自然落下したもの。下はまだ枝についたまま。食べてみたら、今回は渋みもなく、甘みが増していた。
いろいろな生き物たちと共生しつつ、よくまあ育ったものだと思う。    


 撮影:2015-09-04