2014年9月14日日曜日

ウスバツバメガ*2014


 2014-06-07  今年もウスバツバメガの幼虫をよく見かけた。マダラガ科の蛾は防御物質を持つ者が多いとのことで、このよく目立つ色あいも警告色らしい。ミズヒキの葉っぱの裏で糸を吐いていた終齢幼虫。翌日には右端⇩のような状態に。これは繭を白い分泌物で覆ったものとのことだ。



(この繭付きのミズヒキは、その後草刈りで刈られてしまった。放置された草から探し出して家に持ち帰り、飼育ケースに入れておくが、9月14日現在羽化せず・・・)


 2014-09-12  羽化初認。早朝(7時頃)ヒラヒラと複数の個体が飛んでいた。成虫も防御物質を持つため、鳥に捕えられることはあまりないとのこと。灯火近くにいたものを見るとすべて♂。♀の出現はこれからか?

追加画像


 2014-11-12  枯葉がはらはらと降り積もる季節。ウスバツバメガの繭がついた葉っぱがあちこちに落ちていた。なんらかの理由で羽化できなかったのだろう・・・と思う。


2014-11-13  翌日、こんな季節に成虫(♀)が出現!目を疑った。昨日の繭のすぐ近くにいたが、その繭はそのままの状態で、別の繭から羽化した様子。今朝はとびきり冷たい北風が吹く寒い朝。よりによってなんでこんな日に?
たぶん仲間にめぐり会うことはないだろう。美しい姿を誰にも見せずに枯葉の中で凍え死ぬのか・・・。 

2014年9月13日土曜日

オオアオバヤガ


 落ち葉の中に潜り込んでいたのを発見。

7−8月出現とのことなので、だいぶボロボロ。
 
⇧⇩撮影:2014-09-13


裏翅は焦げ茶色とあるが、色褪せているせいかこんな色。


追加画像  上とほぼ同地点で。  撮影:2017-09-18

2014年9月11日木曜日

モンシロツマキリエダシャク


 広食性。4−6月に出現。  撮影:2014-06-16


ウスアオエダシャク


シンプルな模様。幼虫はブナ科の葉っぱを食べる。⇧撮影:2014-06-16


↑撮影:2016-05-26


撮影:2016-04-24

ナカキエダシャク


 目がまわりそうな翅の模様。幼虫はコナラやキイチゴを食べる。 

 撮影:2014-08-01



年2化。これは春に出現した個体。 ↑撮影:2014-06-15


 撮影:2016-05-12

2014年9月9日火曜日

ヒメハイイロカギバ*成虫と幼虫


小さなカギバ。幼虫食樹のクルミが多いので、よく見かける。年2化。
 
 撮影:2014-09-07


ユニークな形。お顔はどこにあるのかな?

追加画像


撮影::2017-09-09

 よく見かけるモンシロドクガの幼虫に似ているが、なんか違和感を感じて撮影しておいたもの。最近ある方のブログを見て、ヒメハイイロカギバの幼虫だと知る。 
 2018-10-14   食事中の幼虫はこちら

2014年9月6日土曜日

アカエグリバのふしぎな目


   時々見かけるアカエグリバ。鳥のような顔をしていると思ったが、目も不思議。
  

お腹を撮影しようとしたら、死んだふりをしてじっとしていてくれた。⇩


撮影:2014-09-01