2014年8月25日月曜日

ヤスマツトビナナフシ


 先日あった夕暮れ探鳥会で誰かがみつけた虫。翅が小さいのでバッタの幼虫かな?と思っていたら、昆虫図鑑を持参した人がナナフシの仲間だと教えてくれた。数日後の朝、散策中に同じ虫に出会う。葉っぱと同じ色で、じってしていたら多分わからない。ちょっと脚を引っ掛け損なって葉っぱが揺れて白いお腹が見えたので気がついた。

 エダナナフシよりふっくらしていて、愛嬌のある顔をしている。トビナナフシとはいえ、あまり飛行能力はないらしい。この緑色が何よりの武器。♀のみの単為生殖が基本とのこと。  撮影:2014-08-20

2014年8月24日日曜日

ハイイロリンガ


幼虫食樹:ウルシ科(ヌルデ)  成虫越冬するとのこと。

↑撮影:2013-11-06


 越冬明けかな?   撮影::2016-05-01

ギンボシリンガ


とてもモダンな模様。幼虫はツツジ科(ミツバツツジ等)を食べる。

撮影:2014-06-07

追加画像


撮影:2014-09-18

太ったアマガエル


   最近朝の散策で、常夜灯に居残っている蛾の数が少ないな・・・と思う。

 そういう時期なのかな?この日はその常夜灯の上にデン!とよく肥えたカエルくんが。いつもこの場所にはっているのか、似たような色合い。

 そうか、こいつが集まった蛾たちをパクパク食べちゃったのかも・・・。


⇧撮影:2014-08-23


これは去年の夏に撮ったものだから別個体かも。でも似てる・・。

撮影:2013-08-17

2014年8月23日土曜日

クロオビリンガ


ゆがんだ黒帯模様。裾の濃い桃色がきれい。

幼虫はクルミ科・ニレ科・カバノキ科・・・等広食性。

撮影:2014-08-04

2014年8月21日木曜日

オオエグリシャチホコ*成虫と幼虫


   初めてこの蛾を見つけた時は、その木目調の翅の模様に感激した。(写真下 撮影:2009-05-29)今の散策コースでは発生数が多く、5月から8月頃までいつでも見られる蛾となり、ありがた味がなくなってしまった。見事な擬態の持ち主なんだけど・・・。


⇩木片になりきっている。頭部はなんか宇宙人みたい・・・。 撮影:2013-05-07



   朝の湿った雑木林の枯葉の上を移動している幼虫に会った。こちらの気配に気づくと、擬死状態になりしばらく死んだふり。幼虫食樹はマメ科(イヌエンジュ・ハリエンジュ・フジ・ニセアカシア等)     撮影:2014-08-17


追加画像


 ニセアカシアをむしゃむしゃ。


撮影:2018-07-22

2014年8月18日月曜日

ヒグラシ*成虫♀♂と抜け殻


   早朝の森を歩くと、寝ぼけた蝉たちがあちこちに転がっている。この蝉は近づいた時のばたつく翅の音が小さかったので、もしやヒグラシでは?と思った。ヒグラシにはいつも逃げられて成虫の姿の写真が撮れなかった。

 翅の緑色の筋がきれい。体の色合い等、かなり変異があるとのこと。セミヤドリガの主なホスト。手にのせてみようと思ったら、やはり逃げられた。(上の個体は当初♂と記してしまいましたが、♀のようです。腹部が小さい)  撮影:2014-08-17


 7月中旬頃にどっと発生した。抜け殻の触角の節は8つで、第4節は第3節より長いのが特徴。


追加画像


ヒグラシ♂⇧  ♀と比べるとずいぶんと腹部が大きい。あの美しい声を共鳴させるために空洞になっているとのこと。  撮影:2018-07-22