2012年9月18日火曜日

オオオナモミの花と虫たち


 オオオナモミ(キク科オナモミ属)

      北アメリカ原産の帰化植物。雌雄同株。上の方についているのが雄花。

      下が雌花とのことだが、これはすでに実になっている。


    左:花粉を食べている?アシグロツユムシ成虫(片方の後脚なし)
    中:不明毛虫。痛そうなトゲトゲの上にいた。花を食べるのかな?
    右:カスミカメの仲間。最初花の上にいた。花粉まみれ。


 オオオナモミの茎にいたアブラムシ。アブラムシのいるところにはたいていアリがうろうろ。真ん中あたりにいる虫?は何だろう?

2012年9月17日月曜日

クルマスズメ*幼虫と成虫


ホウジャク亜科

トビイロトラガがいたナツヅタで見つけた初見スズメガ幼虫。なんでこんなに大きくなるまで気づかなかったのだろう?ブドウ科の植物につく。褐色型もいるとのこと。

【訂正】当初「ブドウスズメ」と記載しましたが、「イモムシハンドブック❸」(文一総合出版)を見ていて、間違いに気づきました。胸部に褐色縁取り付きの黄色条がないので、「クルマスズメ」と思われます。


⇧ここまで撮影:2012-09-16


追加画像

⇧窓をあけて外を見たら、サザンカの枝に止まっていた。前年度の褐色化した花や実に紛れて意外と気づかれないかも。幼虫のいたナツヅタのからまる枯れ木は今はもうないが・・。  撮影:2019-07-27

⇩山中で見つけたクルマスズメバチのものと思われる翅。鳥に襲われたのだろうか?












2012年9月16日日曜日

エゾシモフリスズメ幼虫*その5


スズメガ亜科

   うちから車で5分。そこから徒歩で15分ほど入った場所にあるホオノキの幼木。20~30cmある大きな葉の様子をまず確認。前回は確か5枚の葉っぱがあったはず。左から2番目の葉がほぼ食べられている。期待を胸にしゃがんで葉裏をのぞき込む・・が幼虫の姿は見つけられなかった。地面に降りて蛹化したのか、それとも捕食されたか・・・。
時期的に蛹になったと思いたい。      撮影:2012-09-16

2012年9月15日土曜日

アオツヅヅラフジの実にいたチョッキリ→クチナガチョッキリ


チョッキリゾウムシ亜科

2012-09-09  夕方、庭をぶらぶらしていたら、アオツヅラフジのまだ青い実に小さな甲虫がいるのをみつけた。上翅に毛が生えているかんじ。


2012-09-10  ↑翌朝見てみると、同じと思われる個体がまだいた。


↑ゾウムシのような長い口吻だけど、触角がチョッキリの仲間みたい。

実に穴をあけて産卵するのかな?


 ↑2012-09-16  ほぼ1週間後に見に行くと、3匹ほど確認。


このペアのいた場所より下の果実はすべて上のような状態。産卵すると切り離して落下させるのかな?⇧

※ 遅ればせながら、このチョッキリの種名が判明したのでタイトル変更。 2020-09-27

2012年9月13日木曜日

オオニジュウヤホシテントウ*幼虫と蛹殻


⇧ 2012-09-09  トゲトゲの幼虫。ナスの葉を食べていた。

うちの庭ではナナホシテントウやナミテントウに比べると少数派。


⇧2012-07-24  これは7月下旬にトマトを収穫していてみつけた蛹の殻。 


上の蛹殻付きトマトの近くにいた成虫。トマトの上で脱皮したのはあなた?

   ・ 小楯板が黒色→オオニジュウヤホシテントウ。
   ・ 地色と同じ色→ニジュウヤホシテントウ、とのこと。なるほど。

2012年9月12日水曜日

リンゴケンモン*幼虫と今年の林檎


 リンゴケンモン(ヤガ科ケンモンヤガ亜科) 幼虫

 ほぼ毎年、庭のハナモモかウメの木に出現するリンゴケンモン。なぜかリンゴの木では見たことはない。食樹はバラ科の他に、ニレ科やヤナギ科にもつくらしい。



 林檎の木には今年もモンクロシャチホコ幼虫が発生。でも去年ほど深刻ではないので放ってある。鳥たちにとってはご馳走かもしれないので。今年の林檎の収穫は上の2個。

 左の方はいままでにない出来で、形も良く味も良かった。去年までの実は渋くて食べられたものではなかったので。うちの林檎もそれなりに成長しているのかも・・・。
来年はもっと花が咲いてほしいな。

2012年9月11日火曜日

イシアブの仲間たち


ハチの仲間を捕獲。   ⇧撮影:2019-08-11


 2012-09-09  ⇧お盆過ぎから今頃にかけて見かけるムシヒキの仲間。
胸部の武骨なかんじからずっとカタナクチイシアブだと思っていたが、イシアブの仲間はよく似ていて、みんなこんなかんじらしい。


 2012-08-26⇧前の週に同じ場所で見かけた狩りの様子。ナシカメムシを捕獲。


 2009-08-29 ⇧イシアブの仲間の交尾。♂と♀の様子が違う。


左:2012-06-30    右:2012-08-11

⇧コムライシアブ?(翅を開いていることが多いらしい)


⇧赤い翅の甲虫を捕獲。  撮影:2019-08-11

撮影 2016-08-14