2012年8月5日日曜日

オオヤママイマイ幼虫*ちょっと強面


 マイマイガに似た大型毛虫。背中の突起がすべて赤。そしてお顔は眉を吊り上げたちょっと強面のおじさん風。たぶん終齢幼虫。エネルギッシュに動き回っていた。   
⇧撮影:2012-07-29


《追加画像》


 写真の整理をしていたら、ネット上で見たオオヤママイマイの若齢幼虫に少し似ているものをみつけたので、信憑性はないけど参考までに貼っておきます。 
 
⇧撮影:2012-06-17


 薄暗い雑木林の下草に上に1匹だけいた。お顔を見たらオオヤママイマイ。終齢より一歩手前くらい?毛が白い。後方に長い毛が生えている。まだ強面ではない。 
撮影:2013-06-14
   

2012年8月4日土曜日

オオゴマダラエダシャク*幼虫と成虫 その他


 ビロードスズメ以来の衝撃。ちょうど目の高さにぶらさがっていたので・・・。そう、こんなふうに枝からその大きな蛇頭を垂らすというのも大事なところかもしれない。相手を怖がらせるには・・・。ちょっとやさしい顔をした蛇さんではある。


   もちろんいきなりこんな状態になったわけではない。林道を歩いていて、脱皮後の蛹殻がいろいろぶら下っている木があったので写真を撮っていた。この緑がかった蛹はうちのヤナギの木でも見たことがある。そのうちキノカワガの幼虫も発見。そうかこの木はカキの木の仲間かも・・・などと考えながら枝をかなり揺らしてしまったから。


 しばらくして、どうやらこいつには食われそうにないと判断したのか、威嚇体勢を解いて食事を再開した。食樹はカキノキ科(カキ、マメガキ、シナノガキなど・・・)

⇧撮影:2012-07-29


ちょっとぼろぼろの成虫   撮影:2010-08-15

2012年8月3日金曜日

マダラツマキリヨトウ*成虫と幼虫?


ツマキリヨトウ類

幼虫はオシダ科やヒメシダ科等、シダ類を食草とする。


灯火はなくなったが、成虫の姿が。  ⇧撮影 2022-08-05


 灯火近くの草に居残り。  ⇧撮影:2017-07-02


⇧撮影:2017-09-19


庭にいた個体。 ↑撮影 2019-06-02


 薄暗いお堂の脇に生えているシダにいた。マダラツマキリヨトウの幼虫だろうか?マダラツマキリ~は腹部第1節と7節に黒紋がない、とのことだが、この幼虫には点のようにポツリとある。

 ツマキヨトウ類の他の種類かもしれないし、断定は出来ない。ちなみに頭部は左の方みたい。正面からそのお顔も撮影すればよかった・・・。  撮影:2012-07-29

追記 上の成虫はお堂の石段の下あたりにいたので、参考までに追加しました。

2012年8月2日木曜日

アオクチブトカメムシ*成虫と幼虫


 アオクチブトカメムシ成虫。左後脚が一部欠損している様子。


↑ 撮影:2012-07-28


↑幼虫    左:2012-06-10  中と右:2012-06-13

 成虫・幼虫共、肉食の美しいカメムシ。右は前蛹状態のヒオドシチョウの幼虫が餌食になっていた。


追加画像: 赤銅色の少しくたびれた個体 (撮影 2012-09-15)  

2012年7月31日火曜日

クスサン*終齢幼虫蛹化



 この日はクスサンの新鮮な透かし俵(繭)をあちこちで見かける。

これはハルジオンみたいな頼りなげな草で蛹化。



 隣り合う2種の樹木の葉を手繰り寄せて糸を吐いている幼虫がいた。

青い気門がちらりと見える。


 そしてとうとう蛹化場所を探してうろうろしている終齢幼虫、白髪太郎に遭遇。


 建物の軒下で糸を吐いていた幼虫。なるほどまずこうやって透かし俵は作られてゆくのか・・・。最終的に端の始末をしつつ綴じ合わせるのかな? 

 撮影:2012-07-28

ハラビロトンボ*♀と♂


トンボ亜科

 ⇧ハラビロトンボ♀。お腹がふっくらしている。オツネントンボやホソミオツネントンボなど越冬するトンボを除けば、うちの庭に一番最初に現れるトンボかもしれない。顔面真ん中の白い部分が妙に目立つ。  撮影・・・2010-07-09 


   ⇧もしやハラビロトンボの♂?小さくても目立つセルリアンブルーの前額部。久しぶりにうちの庭で見かける。裏の田んぼがなくなって、昨年は遺跡調査のため掘り起こされていた。

 今年の春にそれも終了して放置されたので、今は雑草がいいかんじに生えた原っぱ状態。羽化したばかりの♂と♀は似たような麦わら色をしているらしいが、♂はその後黒化し成熟すると濃紺色に。そして最終的には粉をふいたような水色になる。この個体はその途中かな?


 撮影:2012-07-29

2012年7月30日月曜日

クロスキバホウジャク


  ホウジャク亜科

 朝、裏庭のスイカズラの藪の下草あたりにいた。よく似ているスキバホウジャクとの相違点は、腹部側面にクリーム色の毛が生えていること。もうひとつ、後翅の根元が橙色だとスキバホウジャクだということだ。(逃げられてもいいから最後に確認すればよかった・・・と後悔)

 翅が透けてないのが気がかりだったが、羽化直後はこういう状態らしい。
食草はアカネ科やスイカズラ科。


見つけた時、腹部を前方にそらしてかなりまとまった排泄をした。

(真ん中の写真の下の方の葉っぱにたまっている白い液体)