K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2012年2月4日土曜日
片翅開いたキノカワガ
神社にて、大きな木を見てまわっていたら
キノカワガ
を発見。この木の種類はわからず。
⇧ これはケヤキの大木.。皮が剥がれた場所のような色合いをしている。
⇧その他、ケヤキの幹で見つけたものいろいろ。
これは別のケヤキにて。なんと片方の翅を開いたまま止まっていた。羽化不全?でもこれで翅の様子がよくわかった。大事な腹部をすっぽりカバーするようになっているんだ!ずいぶん太くて頑丈そうな胴体だと思っていたが・・・。
保温と擬態のW効果。しかしこのままでは寒そうなので、そっと翅をつまんで戻してやった。樹皮にひっかかっていただけだった。びくとも動かず。というより寒くて動けないのかな? 撮影:2012-02-04
2012年2月2日木曜日
マンサクハフクロフシ
形成者:マンサクフクロフシアブラムシ
6月頃、有翅胎生虫が脱出しシラカンバに移住するとのこと。穴あきは脱出後?
撮影:2011-05-28
2012年1月30日月曜日
アゲハの休眠蛹?
ドウダンツツジの枝にきれいな緑色の蛹。カラスアゲハかミヤマカラスアゲハのような気がするがよくわからない。
↑お尻の方を固定していた糸が切れたのか、ぶらぶらした状態。表と裏。
↑すぐ近くにたぶん寄生されて空っぽになった蛹の残骸が・・・。
撮影 : 2012-01-28
2012年1月28日土曜日
ミスジチョウ*越冬幼虫
イロハモミジに落下しない枯れ葉が一枚。これは怪しい・・・。
やっと手の届く場所だったので手繰り寄せてみると・・・。
秋の終わりに葉っぱが落葉しないように枝に糸でくくりつけて、その葉に半分くるまって春を待つ。このモミジの木は昨秋見つけた幼虫がいた木とは別の木。大事な葉っぱを落とさないように気をつけて撮影。思いのほかしっかりとくくりつけてあった。
それにしても、ほとんど露出した格好で氷点下の日々を過ごしているのにはびっくり。低い位置にいてくれてありがとう。
2012年1月21日土曜日
アオイラガ*成虫と幼虫
アオイラガ(イラガ科)
大きさや触角の様子から♀と思われる。(♂の触角は櫛歯状)後日近くのザクロに
幼虫
が出現したので、その親だろうか?ずいぶん色あせて一仕事終えたって顔してる。
近似種にヒロヘリアオイラガ、
クロシタアオイラガ
がいる。
2011-07-09 撮影
ザクロで幼虫をみつけてしばらくしてから、離れた場所にあるカエデの幹でも確認。
背中の明るいブルーがきれい。 2011-09-13 撮影
2012年1月17日火曜日
ヤママユ*空繭 他
2
012-01-14 ヤママユ(ヤママユガ科) 別名 天蚕
コナラの枯れ葉に包まれたヤママユの繭。そっと覗いてみたら、
キイロテントウ
が葉っぱの内側で越冬していた。一枚だけ写真を撮ってその場を後にする。たぶん空繭だろう・・・。
きれいな黄緑色の繭はあちこちにあった。脱出した後の空っぽの繭を2つ持ち帰る。
この繭もしっかりした繭で、ハサミでなんとか切断できた。太っちょな蛹の殻が出てきた。
左:2011-05-12 若齢幼虫と思われる。カシワの若葉を食べていた。
中:2008-07-11 終齢?左の幼虫と同じ木。これなら太っちょ蛹になるだろう。
右:2011-12-10 卵。木の種類は確認しなかった。
2011-12-10 寄生される確率は高い気がする
追記:成虫の姿は
こちら
。灯火にはよく居残っているようだ。
2012年1月16日月曜日
ナラメイガフシ
形成者:ナラメイガタマバチ
これは単性世代虫えい。「ナラの芽に形成されたイガ状の虫えい」けっこう大きい。両性世代虫えいはナラワカメコチャイロタマフシ。
つまり・・・「ナラの若い芽に形成された小さな茶色い球状の虫えい」という意味?
春になったらみつけたい。
撮影・・・2012-01-14
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