今日は休みの日だが、早朝に単発の仕事があった。その帰り道、そのまま帰るのもなんなのでアカマツ林の中にある神社に行ってみようと思いたつ。松林はなんとなく生きものがあんまりいない・・・というイメージ。まぁ冬だからいなくて当然。そんな気持ちで歩いていると、アカマツの幹にキノカワガを数匹確認。(これは後日報告予定)
だれもいない神社を参拝した後、見晴らしの良い尾根道に出る。そこでは思いのほか沢山の小鳥たちに会うことが出来た。エナガ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、ヒヨドリ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ等。ゆうべ降った雪がさらさらと樹間から舞っている。小鳥が動くと沢山降ってくる。それがとてもきれいだった。
アカマツ(マツ科マツ属)の毬果(右と左)真ん中は冬芽?
左:また謎の卵が・・・
中:よく幹に小さな穴があいている。何だろう?タマムシかカミキリムシのあけた穴?
右:涙のようにヤニが幹から噴出していた。
夏の名残の蝉の抜け殻と冬景色。たぶんツクツクボウシの抜け殻と思われる。
その特徴は、色が薄くて半透明。小さくて(2cmくらい)ほっそりしている。
ネズ(ヒノキ科ビャクシン属) 別名ネズミサシ 雌雄異株
左:果実。緑色の実が2-3年かかって黒紫色に熟す。
中:幹。材は重くて、良い香りがするそうだ。
右:ネズミも刺せそうな?鋭く尖った葉。蜘蛛の卵?みたいなのがよくついている。
アカマツと同じ環境を好む樹木とのこと。確かによく見かけた。
また、マツタケ菌が感染することが判明し、マツタケ生育にも貢献している。