2012年1月12日木曜日

セグロシャチホコ*成虫と幼虫



左:2011-04-30    幼虫。ヤナギの葉を食べていた。
右:2011-07-22    成虫。同じヤナギにて。


2011-09-13   再び発生した幼虫。春見たものより色が薄くて毛深い気がする。同じヤナギにて。

2012年1月11日水曜日

ヒメシロモンドクガ*成虫と幼虫



 成虫♀ 夏型   撮影:2016-07-8


 ⇧ 左:2011-06-30  成虫♂。近くの網戸にいた。

     右:2011-06-09  幼虫。ヤナギの葉を食べていた。


2011-08-16  ⇧夏に再び幼虫が発生。秋に羽化する♀は翅が短くフユシャクの♀のような形態をしているとのこと。(春型の♀は通常の蛾の姿をしているらしい)



⇧撮影 2021-09-07


2011-11-26  卵?ピラカンサスにて。これが飛べない♀が産んだものだろうか?あまり移動できないから自分の生まれた繭に産卵するのかな?

2012年1月7日土曜日

凍結した池としめ縄をしめたケヤキ


  今日は久しぶりに少し出歩ける時間があった。近くの池にカモでも見に行くか・・・と出かけてみたもののご覧のとおり凍結。それでもいいお天気だったので周辺を散策してみた。


 ⇧《左より》  
・ムラサキシキブの実を巻き込んだオオカマキリの卵鞘
・草の実の蓑を着込んだ蓑虫
アレチウリの集合果  
    

 《左より》
・よく見かけるが、小さな蛾の蛹でもはいっているのかな?
・ミイラ化した幼虫。お尻の突起はスズメガ科?
・卵が7つ。真ん中だけ食べられた?


   お天気は良くても、とにかく寒いので早々に池を後にする。それでもまっすぐ家に帰るのはもったないので帰り道にある小さな神社に寄ってみる。(いつも通り過ぎるだけなので・・・)ケヤキの大木に立派なしめ縄。年配の方がぽつりぽつりと参拝されていた。私もお賽銭を入れて手を合わせる。


《左より》
・ケヤキの幹のあちこちにあった蜘蛛の卵。ジョロウグモのものより小さい。別の種のものなんだろうな・・・。

・これもよく見かける。何だろう?これはビニールの上に産みつけられていた。
     追記:ムツボシオニグモの卵のうかも・・・。
・白い毛が散乱していた。獣毛。毛先が薄茶色。

2012年1月3日火曜日

透かし俵*クスサンの繭


   暮れに玄関まわりを片付けていて「透かし俵」を発見。クスサン(ヤママユ科)の繭で、蛹を包む硬い網状のもの。いつ山から拾ってきたものか覚えがない。(この頃本当に忘れっぽくなった・・・)

 手にとって見ると、先端部から脱出した跡が・・・。そういえば9月になぜか庭木にクスサンの成虫がとまっていたことがある。珍しいものがいるなと思ったけど、まさか玄関に置きっぱなしの繭から羽化したとは・・・。


 ⇧100mmを越える大きな身体なのに、よくこんな小さな穴から脱出できたもんだ。


 ⇧この網はとても頑丈で、ハサミでやっと切断できた。中の蛹がらを引っ張り出す。


⇧成虫羽化  2011-09-11 


2011年撮影の写真より(撮影場所はすべて別々の場所)

左:2011-06-05   卵から孵って間もない頃?同定は自信なし。
中:2011-06-11   集団から離れはじめた頃?同上。
右:2011-12-09   この秋産み付けられたと思われる卵。クヌギの木だったかな?

*「白髪太郎」と呼ばれる白い長毛の生えた老齢の幼虫はあまり見たことない。

2011年12月25日日曜日

チャタテムシの仲間?


 上段:2011-11-22   ヒイラギの葉裏にて。
ヨツモンホソチャタテという有翔の種類に似ている。上が幼虫で下は成虫。
チャタテムシには無翅と有翔がいて、有翅のチャタテムシは、カビや不完全地衣類を食べるとのこと。無翅のものは、乾燥食品や標本、皮革製品等を食害する。

下段:2011-12-25   
いよいよ虫の姿が見られなくなったので、また葉っぱの裏などめくってみる。ヒイラギでまた同じ虫をみつける。今度は幼虫2匹。なかなか可愛いと思うのだが・・・。


11月22日にヒイラギの葉裏でみつけたもの。ミミズクの抜け殻(左端)以外は不明。

2011年12月24日土曜日

クヌギエダイガフシ

         
形成者:クヌギエダイガタマバチ

 生活史:秋遅く、翅に斑点のある成虫(全て♀)が脱出し、雄花序を含む花芽に産卵。黄褐色無毛の両性世代虫えい(クヌギハナコツヤタマフシ)から雌雄が羽化。若枝に産卵。(文一総合出版「虫こぶハンドブック」より)

↑撮影・・・2011-10-15  


⇧ 撮影:2015-09-13


撮影:2014-04-28  これは前年のものかも・・。

ノリウツギミフクレフシ

     
                        形成者:ノリウツギタマバエ       
 
白く肥大した実が虫えい。脱出した幼虫は地中で越冬。詳細は不明とのこと。
 
  撮影:2011-07-31