K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2011年11月27日日曜日
11月の不明幼虫
左上:2011-11-04 コナラのような木にいた。
右上:2011-11-05 庭のノギクの葉裏にいた。
左下:2011-11-13 ヌルデのような葉に天幕を張っていた。オニグルミでも見たこと
がある。
追記・・・トサカフトメイガ(メイガ科フトメイガ亜科)と判明。
他にニワウルシやハゼ等も食べるらしい。
右下:2011-11-13 カラマツ林の朽木にいた
2011年11月26日土曜日
この秋の?
上段左より
2011-09-27 ツルバラの葉についていた。白いケースを開けてみると・・・
2011-09-27 ウメの枝にぶら下っていた小さな繭?
2011-10-16 ニセアカシアの枝先の方についていた
2011-10-25 コデマリの葉。裏側の方が多く産み付けられていた。鉛色
2011-11-05 コデマリの枝よりぶら下っていた
追記:寄生蜂のコマユバチ科の仲間の繭らしい・・・2011-12-24
2011-11-05 コデマリ枝先。すでに抜け殻
2011-11-02 ハナモモの葉
2011-11-20 エノキの幹
2011年11月25日金曜日
ヒロズイラガ*幼虫と成虫
小さな蛾。イラガの仲間とは気づかず・・。襟の毛がしゃれている。これは灯火居残りの個体だが、自宅の庭でも見られた。幼虫はカエデ科の葉っぱを食べる。
⇧ 撮影:2017-07-14
新鮮な個体 ⇧撮影:2018-07-11
こちらは幼虫。
カエデの葉にいた。テングイラガの若齢幼虫かと思って見守っていたが、ぜんぜん大きくならずだんだん色あせてきて、そのうちいなくなってしまった。あれはいったい何だったんだろう・・・?と思っていたらヒロズイラガの幼虫らしいことが判明。
緑色の大きなイラガはムラサキイラガ。それと比べるとずいぶん小さい。イラガの幼虫らしいトゲトゲもない。それでもやっぱり触らない方がいいんだろうな・・・。
撮影・・・2011-09-06~2011-09-17
2011年11月23日水曜日
スエヒロタケを食べる虫
生命力があり、朽木があれはたいてい生えているキノコ。それでもその繊細さに惹かれてついついカメラを向けてしまう。特に幼菌は、猫の手のようにふっくらしていて撫でたくなる。
しかしこのキノコ、たまにヒトの肺に入り込み感染症を引き起こすことがあるらしい。要注意。
撮影していたら小さな甲虫があちこちに。艶やかな光沢。鏡のように空の青を映しこんでいる。ハムシの仲間かなと思っていたが、きのこのカサの中にもぐりこんで食べている。こんな季節に交尾しているペアもいた。ルリオオキノコとか?
撮影:2011-11-20
2011年11月19日土曜日
ヤブキリとマダラカマドウマ
左:ヤブキリの仲間がとげとげのタラノキにしがみついていた。
ヤブキリは様々な声で鳴くとのこと。似ているようでそれぞれ違う種かもしれないらしい。翅が葉っぱのように枯れかけていた。無事産卵終えた♀かな?
幼虫
はこちら・・・
右:マダラカマドウマ(カマドウマ科)
大きな石の陰にひっそりと佇んでいた。片方の前肢と後肢がなくて痛々しい。いろいろあったのでしょう・・・。これも立派な産卵管。
撮影・・・2011-11-13
2011年11月17日木曜日
晩秋の蛾*カバエダシャク
撮影・・・2011-11-13 カバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ベニヒラタムシの日光浴
ヒラタムシ科
暖かい日だったので、日当たりのいい場所に出ていた。 撮影 : 2011-11-13
追記 2012-03-18
新成虫は夏に蛹化→羽化し、その後生木や朽木の樹皮下で越冬するとのこと。
よく似た種にエゾベニヒラタムシがいるが、上種に比べて上翅に光沢がない。
あと頬?のあたりがより膨らんだように見えるのがベニヒラタムシ。
エゾベニヒラタムシは、少し標高が低い場所で棲み分けている様子。
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