K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2011年11月19日土曜日
ヤブキリとマダラカマドウマ
左:ヤブキリの仲間がとげとげのタラノキにしがみついていた。
ヤブキリは様々な声で鳴くとのこと。似ているようでそれぞれ違う種かもしれないらしい。翅が葉っぱのように枯れかけていた。無事産卵終えた♀かな?
幼虫
はこちら・・・
右:マダラカマドウマ(カマドウマ科)
大きな石の陰にひっそりと佇んでいた。片方の前肢と後肢がなくて痛々しい。いろいろあったのでしょう・・・。これも立派な産卵管。
撮影・・・2011-11-13
2011年11月17日木曜日
晩秋の蛾*カバエダシャク
撮影・・・2011-11-13 カバエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)
ベニヒラタムシの日光浴
ヒラタムシ科
暖かい日だったので、日当たりのいい場所に出ていた。 撮影 : 2011-11-13
追記 2012-03-18
新成虫は夏に蛹化→羽化し、その後生木や朽木の樹皮下で越冬するとのこと。
よく似た種にエゾベニヒラタムシがいるが、上種に比べて上翅に光沢がない。
あと頬?のあたりがより膨らんだように見えるのがベニヒラタムシ。
エゾベニヒラタムシは、少し標高が低い場所で棲み分けている様子。
2011年11月16日水曜日
晩秋のクロスズメバチ
この日は数箇所で、森の中の木の枝にぶら下る魚の干物を見た。夏から秋にかけて行なわれる地蜂取り(すがり追い、あるいは、すがれ追い)のための仕掛けの残骸。すがり追いとは・・・
このごちそうに集まった地蜂(主にクロスズメバチ)にヒラヒラした真綿のついた餌をくわえさせる→蜂は餌をくわえて喜んで巣に帰る→真綿を目印に人間が蜂の後を追う(これが大変みたい・・・)→地中に作られたわかりにくい巣の場所がばれてしまう→巣は堀りあげられて、幼虫や蛹はヒトの食卓に・・・。(昔は貴重なたんぱく源、今は貴重な珍味)
カチカチに干からびた魚に、どこからかクロスズメバチがやってきて長いことかじっていた。
⇧撮影・・・2011-11-13
うちの庭のサザンカに訪花。 撮影 2009-11-22
何してるのかな・・? 撮影 2014-09-30
2011年11月13日日曜日
エサキモンキツノカメムシ
庭先にいた。 ↑撮影 2012-04-15
比較的よく目にするカメムシ。たいてい単独。先日はハートがリンゴ型のものをみつけたが、今日のはハートがふたつに割れていた。縁起の悪いものを見てしまったような気がした。 ↑ 撮影 2011-11-13
咲き始めたヌルデの花に、それぞれ白とオレンジのハートを背負ったエサキモンキツノカメムシのカップルがいた。秋になってこの花が実を結ぶ頃、エサキモンキ~の幼虫の大群も見られることだろう。
⇧撮影 2010-08-15
⇧上翅の様子。基部が厚い革質、先端部は薄い膜質になっている。
2011年11月10日木曜日
ムシヒキの日向ぼっこ→ハタケヤマヒゲボソムシヒキ
ムシヒキアブの仲間。傾きかけたおひさまに向かって身体を傾斜させ、めいっぱい陽光を浴びていた。(橋の手すりにて)
体長は15mmほどの小柄なムシヒキ。
⇧
撮影 2011-11-04
遊んでいるのか?ケンカ中なのか・・? ⇧撮影 2015-09-30
2011年11月9日水曜日
クビワシャチホコ*幼虫
今年、庭のカエデを食べていた蛾の幼虫をもう一種。上段は若齢か?下の終齢っぽい個体の撮影は8月31日。ムシャムシャ葉っぱを食べていたが、ヒトの気配を察知するとしゃちほこばった。背面が白いペンキをスプレーしたみたい。次々と出現してきて、10月になってもよく目にした。蛹化はやはり土中らしい。
新しい投稿
前の投稿
ホーム
登録:
投稿 (Atom)