今年は田んぼが遠くなってカエルの姿が少ない・・と思っていたが、結局その後ぞろぞろとやって来た。いつものように踏み潰さないように気をつけて歩かなければならない。
そんな中、不自然な体勢でいる子ガエルが目についた。喉もとに虫をぶら下げ、身体をたてて犬のように座っている。しんどそうである。顔の表情も尋常ではない。この時期よく目にするのだが、カエルの喉に食らいつく虫の正体が最近わかった。オオキベリアオゴミムシの幼虫。
主にアマガエル等の体液を栄養にして育つ。これから虫が太っていくにつれて子ガエルはやせ細って死に至る。するとまた別のカエルに乗り換え、大体3匹くらいのカエルが犠牲になるようだ。逆に食べられないように、絶妙な部分に食らいついている。
小さな虫だって、食べられてばかりではない。 ⇧撮影:2011-07-27
別個体 撮影 2012-07-29