2011年7月26日火曜日

オオフタオビドロバチの狩り


ドロバチ亜科

 庭のウドの木にほぼ毎年発生する蛾の幼虫。(追記:ウドノメイガの幼虫と思われる)
大変な食欲で葉を食い尽くした頃、どこからか大きな蜂がやって来た。スズメバチかと思ったら、ドロバチの仲間。竹筒や木材の穴、あるいはカミキリムシの脱出孔の中に巣を作り、その中に次々と獲物を運び込んでいるらしい。

 幼虫とてなんとか生き残ろうと必死である。力を合わせて(?)シェルターのようなものを作っている。しかしドロバチたちはそのシェルターを綴じている糸を食いちぎって、中にいる大きな幼虫を引きずり出して毒針を入念に刺す。そしてしっかりと抱えなおして連れ去ってゆく。まだ無防備な状態でいる小さな幼虫たちには見向きもしないで・・・。

 このウドの木にいるアマガエルやカマキリは、他より育ちがいいみたいでまるまると太っていた。ちなみにオオフタオビドロバチは、リンネセイボウに寄生されるとのこと。    ⇧撮影:2011-07-21


⇧撮影:2011-07-14~07-23


女郎花に訪花   撮影:2010-09-04

2011年7月24日日曜日

カンバヒラクチハバチ


 山頂(2,461m)を取り巻くカヤ原に沢山いた。

他にキアゲハも3-4羽くらいも乱れ飛んでいた。   撮影:2011−07−18

2011年7月23日土曜日

クロイトトンボとモノサシトンボ



遠出して、うちのあたりではあまり見かけないトンボを2種撮影。

左:クロイトトンボ♂  右:モノサシトンボ♂   撮影:2011-07-17

2011年7月22日金曜日

クマザサの葉裏にて*蝉の脱皮



左上 17:13  右上 17:19
左下 17:49  右下 17:59

 驚かさないようにフラッシュは使わなかった。翌朝行ってみると抜け殻のみ残されていて、何ゼミなのかわからず・・・。たぶんアブラゼミと思われる。 撮影・・・2011-07-17

2011年7月20日水曜日

ギボウシの花にて*キムネクマバチとミツバチ


左:外側から口吻を差し込んで蜜を吸うクマバチ。受粉には関与しないので、盗蜜と言われてもしかたない。猛々しい姿と羽音で怖がる人が多いが、穏やかで可愛らしい蜂だと思う。握ったりしない限り刺すことはない。稀に外に干した洗濯物に止まっていることがあるので、取り込みの際は気をつけましょう。

右:こちらは潜れるところまで潜り込むセイヨウミツバチ。踏ん張っている後脚が微笑ましい。もちろん受粉にも貢献している。
撮影:2011-07-16


ボロボロのキムネクマバチ。  撮影:2012-10-01

2011年7月18日月曜日

蝶たちのかけら


左:2011-07-10  ナミアゲハの翅の一部
サンショウの木の下に落ちていた。鳥にでも襲われたのだろうか?

右:2011-07-14  ホシミスジの抜け殻
ほぼ毎日様子を見ていたにもかかわらず、いつの間にか抜け殻になっていた。
(主の羽化ではなく、寄生者が羽化したと思われる・・)

2011年7月16日土曜日

モンシロドクガの繭作り そして寄生


撮影・・・2011-06-14(左・中) 2011-06-15(右)
アジサイの枯枝で、糸を吐いて繭を作っている幼虫。翌日見ると黒い長毛をまぶして仕上がっていた。いつも思うのだが、内側から糸を吐きながら、どうやって外側に自分の毛をくっつけるのだろう?幼虫の正体はモンシロドクガだろうか?ウメの葉でよくみるが、となりのヤナギも食べていた。(写真下)


撮影・・・2011-04-30

繭の様子は一応気にしていたが、先日小さな穴があいているのを発見。小さなハチのようなものがとまっていたが飛んでいってしまった。寄生されていた様子。しばらく穴のあいた繭をのぞいていたら、またハチが戻ってきて繭にとまった!キアシブトコバチに似ている。(写真下右)


撮影・・・2011-07-10