2011年5月19日木曜日

そろばん模様のルイステントウ


ミヤマニガウリにて。


  ⇧撮影 : 2009-08-23


撮影 :  2011-05-15

 4mm前後の小さなテントウムシ。
クマザサの上で日向ぼっこしていた。このテントウムシに会うのは2度目。前回はここより樹木の茂った薄暗い森林で、ミヤマニガウリの葉上にいた。場所はかなり隔たった所だが、同じ標高1,500m地点。(下の写真)

 個体変異がある種らしいが、私が見たのはどちらもソロバン模様。
ルイステントウは、針葉樹につくカサアブラムシ類を捕食するとのこと。

2011年5月18日水曜日

アズマヒキガエル*産卵


 この日、森の中の水場で沢山のヒキガエルのカップル達が産卵していた。普段は物陰に潜んでいる彼らも、この時ばかりは人目もはばからず水のある場所に集結する。

 あまりにも無防備。途中ハシブトガラスの餌食になる者もいた。
  
撮影:2011-05-15

2011年5月14日土曜日

続・黄色い繭*リンゴドクガ


 昨年の秋、室内で見つけた「黄色い繭」のその後。
繭は冬の間、火の気のない玄関の隅っこに置いた。暖かくなってきたら、外の軒下に移動。(やっぱりどんなものが出てくるのか見届けたいので、通気性のある飼育ケースに入れて・・・)

 それからなるべく毎日覗くようにしていた。そしてこの日の朝、入れておいた枝にとまっている成虫(♀)を発見。⇧実は本当に羽化するとは思わなかった!ケースから近くのアロエの上に移動して撮影。⇧あんまり動かない。心配だけど、あとはどうぞご自由にとそのまま放置して出勤する。
 
 夜遅く帰宅した時見てみると、朝居た場所を動いていなかった。死んでしまったかな・・・と思ったがそのままにしておく。そして翌朝。成虫はアロエの葉の上にはいなかった。その辺にころがっているかな、と探してみるがいない。それから近くの植木鉢に、なにか長いものが止まっているのに気がつく。なんとあの成虫の交尾体!(写真下・下が♂)いつの間に・・・。これがフェロモンとやらの成せる技か。


 その日の夜帰宅して見てみると、♂は去り♀だけ同じ場所にいた。翌朝、♀も去っていた。どこかに産卵にとびたったのかな?  撮影:2011-05-10

 種名はリンゴドクガのようだ。ドクガと命名されてはいるが、幼虫、成虫とも毒はない。自分も知らずに触れていたがなんともなかった。黄色い長毛のとても美しい幼虫はまだ見たことがない。確かに庭にリンゴの木があるので、窓を開けている時にでも侵入したのだろうか?不思議。(幼虫はリンゴのようなバラ科に限らず、ブナ科、カエデ科、ヤナギ科などいろいろな木につく)

     ⇧撮影:2011-05-11       


 リンゴドクガ 幼虫   撮影:2011-08-06


 撮影 2011-10-23 

2011年5月10日火曜日

エンマコガネの仲間



エンマムシ科

こちらは下と似たフォルムだが、別の種だろうか?  ↑撮影:2020-08-29


葉っぱの上で気持ちよさそうに日光浴していた小さなコガネムシ。10mm前後。

スズキコエンマコガネかな? 土だか糞だか?全身にコーティング。
 
 撮影:2011-05-07

あるハエの死


 ノイバラの棘に、ん?スズメバチくらいのモズがいたら、こんなはやにえをしても不思議はないが・・・。ハエの世界にもおっちょこちょいがいるみたい。

 以前にやはり植物の棘に翅をひっかけて身動き出来ず、命を落としたトンボを見たことがあるが、これも似たような事故だろうか?  撮影・・・2011-05-07

2011年5月8日日曜日

フタスジヒラタアブ♀成虫と幼虫


ヒラタアブ亜科

 追加画像↑ 撮影 2012-09-30


 あまり見かけないアブが飛んできた。ノイバラの茂みの内側に潜り込んだので、自分も後を追う。真ん中の写真は産卵しているように見えるが・・・。
撮影 ↑↓ 2011-05-07



右:撮影 2010-06-25  フタスジヒラタアブの幼虫。ちょっと怖いかんじ。

左:撮影 2011-05-07  これもヒラタアブの幼虫と思われる。最初蛹かと思っていたが、しばらくして動き出したのでびっくり。

イバラヒゲナガアブラムシ


撮影・・・2011-05-03~05-07
 ノイバラの花の香りが好きで、藪に生えていた枝を何本か挿し木にしておいたら根付いた。根付いたどころか、恐ろしい生命力で繁茂し狭い庭が藪になるところだった。野生のものを甘く見ていた。そして花はというとさっぱり咲かない。少しばかりは咲くが、香りたつほど咲いてくれない。それがアブラムシのせいだと薄々気づいてはいたが・・・。
カエデ同様、ノイバラもこの時期ベタベタ。

 イバラヒゲナガアブラムシはバラ科の植物につく緑色のアブラムシ。成虫は有翅のものと無翅のものがいる。写真の黒いアブラムシ(右下)は別の種類のものだろうか?
アブラムシがどっさり居るおかげで(?)いろいろな虫たちのたまり場になっている。この日見かけたノイバラの住人たちの一部を紹介。


撮影・・・2011-05-07
〈上段左より〉
ナミテントウ:幼虫も成虫もアブラムシを捕食。
ヤマトクサカゲロウ:幼虫がアブラムシを捕食。
キイロテントウ:菌類食。
〈下段左より〉
ネコハエトリ:ノイバラにやって来る昆虫たちを捕食。
誰かの卵:不明 (追記;これはナミテントウの卵でした!2011-05-22
ドクガの幼虫:葉っぱをむしゃむしゃ・・・。