2010年10月23日土曜日

クサカゲロウ科の幼虫

    
 アブラムシなどを狩る肉食。その大顎を撮りたかったが、脚がかすかに見えるだけ。奇妙なことに、獲物の死骸やらいろいろなゴミを背中に背負って歩く。

 カムフラージュしている割には、葉っぱの上をよく動き回るので目にとまる。この個体は棘のようなものを背負って武装?している。  撮影:2010ー10-17 

ザトウムシの仲間


 山中でよく見かける座頭虫の仲間。長い脚がちょっとぞっとするけど、それほど怖い奴では無さそう・・。この個体は、脚の付け根が赤いのがチャームポイントかな?
名前はわからない。


英名は、daddy  longleg。足長おじさん。

⇧撮影:2010-10-23

2010年10月22日金曜日

蛾の幼虫*10月中旬


《上段左より》
・ドクガ(ドクガ科):2010-10-16  毒針毛あり。治癒に10日。
・フクラスズメ(ヤガ科):2010-10-17 
普通夏頃に見られる。ひとり淋しく枯れかけたエゾイラクサを食べていた。
・カクモンヒトリ(ヒトリガ科):2010-10-17 脱皮直後?
・?〈調べ中):2010-10-17 

《下段左より》
・ナシケンモン(ヤガ科):2010-10-17 若齢か?
この季節あちこちで見かける。なんでもよく食べる。これはミゾソバ。
・テングイラガ(イラガ科):2010-10-16 毒棘あり。治癒に3日。
・マダラエグリバ(ヤガ科):2010-10-15 アオツヅラフジを食べていた。
・ヒトスジマダラエダシャク(シャクガ科):マユミにいた。

ミノウスバ*成虫と幼虫


成虫♂は腹先の毛色が黒。ちなみに♀の方はオレンジ色。


⇧撮影 2010-10-22


 マユミの木にて、複数のミノウスバが交尾、産卵していた。♀たちは産卵後の卵に、自分の毛を抜いて貼り付ける。

 (後で写真を見てみると、卵に貼り付けられた毛は茶色いものと黒いものがある。♂も毛貼り作業に参加しているのだろうか?)

 卵越冬するので防寒のためかもしれないが、カムフラージュ効果も高そう。
秋も深まり、だんだんと暖房がほしくなる頃現れるミノウスバである。

⇧撮影 2010-10-17


 久しぶりに裏庭のマサキの木を見てみたら、ミノウスバの幼虫がいっぱい。

 ⇧撮影:2015-04-27


 少しの刺激ですぐに糸を吐いて葉から落下。  ⇧撮影:2015-05-07


  食樹はマサキ、マユミ等のニシキギ科。細かい糸を吐いていた。

これから繭になるところかな?成虫になるのは晩秋。 ⇧撮影 2012-05-19

2010年10月20日水曜日

オオハナアブと不思議目たち


体長は15mm前後。   ⇧撮影 2011-06-01


⇧ ウドの花の蜜を舐める。 撮影 2012-09-29


 この日は肌寒く、咲いている野菊もわずかだったが、複眼が個性的な面々が集まってくれた。 撮影 2010-10-17

左:キゴシハナアブ(ハナアブ科)
中:オオハナアブ(ハナアブ科)
右:ツマグロキンバエ(クロバエ科)

2010年10月19日火曜日

草の実のようなもの・・・


 草の実のようなものが二つ、リンゴの葉の上にくっついていた。触ってみるとしっかりと固定されていてびくともしない。右側から出ているヒゲ根のようなものも怪しい。葉っぱにあいている穴との因果関係は・・・?
でもやっぱりただの草の実かな?  撮影・・・2010-10-16

追記》 2010-10-30
イノコヅチの仲間の実らしい。やっぱり草の実。葉っぱにひっつくのは妙だが・・。

2010年10月18日月曜日

キアシブトコバチ


    アシブトコバチ科

 日向ぼっこしていた小さな蜂。5~6mm。鱗翅目やヤドリバエの蛹に産卵する寄生蜂。  撮影・・・2010-10-15