K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2010年8月12日木曜日
探虫会*ルリハダホソクロバ 他
この日印象的だった蛾2種⇧
左:ウスイロカギバ(カギバガ科) 右:マダラガ科の蛾だろうか?
《追記》右の蛾はルリハダホソクロバ(マダラガ科)と思われる。草原性の種であること、出現時期等も当てはまる。食樹はバラ科のズミやノイバラ。幼虫はその葉をなめるように摂食するとのこと。
この日は標高900mくらいの山地で行なわれた探鳥会に参加。出現種は9種。(自分が見た訳ではないが・・・)あまり鳥は見られない時期らしく、おのずと探虫会になってしまった。虫に詳しい方のいろいろなお話が聞けてとても勉強になった。下はこの日見た植物たち。
撮影 2010-08-08
2010年8月11日水曜日
蜂の巣訪問*キボシアシナガバチとコアシナガバチ
上:撮影…2010-08-07 キボシアシナガバチ
クルミの葉裏に作られた巣。後部からこちらを伺っているのは♂か?幼虫達はサングラスかけてなかなかユニーク。
下:撮影…2010-08-10 コアシナガバチ
うちの庭の巣。(前回撮影7月4日)しばらく見ないうちに立派な巣になっていた。この巣にも白っぽい顔の♂がいる。
2010年8月8日日曜日
盛夏にベッコウハゴロモ*成虫と幼虫
⇧ 成虫 撮影 2015-08-01
そろそろベッコウハゴロモが出る頃かも・・・と思って、裏口から外に出ると、都合良く葉っぱの上に一匹の幼虫がいた。植物の綿毛にでも擬態しているのだろうか?ロウ物質で出来た毛束をお尻につけている。近くに羽化したばかりと思われる成虫もいた。
⇧撮影 2010-08-05
⇧撮影:2020-08-08
翅を屋根型に立てていた。 撮影:2011-08-03
2010年8月6日金曜日
青い蝶*ムラサキシジミ
草いきれでむんむんの林辺で、目の覚めるような青い蝶に出会った。初対面。
遠くからまず1枚撮り、少しずつ近づいていこうとたくらんでいたら、逃げられた。
どちらかといえば南方系の蝶なので、この辺ではあまりお目にかかれないような気がする。でもいる所にはいるのかも・・。幼虫の食樹はカシ類。
撮影:2010-07-31
南方系といえば、先日友人からオオキンカメムシの写メールが送られてきた。玄関先の壁にとまっていたという。温暖化の波が押し寄せてきている。
追記:オオキンカメムシは移動性があり、北海道や中部山岳帯などでみつかることもあるとのこと。
2010年8月5日木曜日
クズの葉の上にいた小さな者たち
3匹は4~6mmくらいの大きさ。キンバエ、ホソバエ、アシナガバエの仲間と思われるが、双翅目の同定は難しい。驚くべきは右の個体。より小さな翅をもつ者を捕食している。 撮影 2010-07-31
2010年8月4日水曜日
ミカドガガンボ*♀と♂
漢字で書くと蚊ヶ母。上は♀個体。おなかがふっくらしている。体長は30
〜40mmほど。
日本では一番大きなガガンボらしい。
↑
撮影:2012-07-21
♂個体。横から見ると、胸板の厚さにび
っくり。
飛び立って行く時、確かに羽音が聞こえた・・。
撮影:2010-07-30
金髭のハンター*シオヤアブ
シオヤアブ亜科
↑ ♀個体。 撮影 2012-07-29
左上:尾の先端に白い毛束があるのが♂。
これが名前の由来らしい。 撮影 2010-07-31
右上:白い毛束がないのは♀。 以下撮影 2010-07-25
左下:交尾
右下:狩り。あたりにぷ~んとカメムシの匂いが漂っていた。
別の場所であと一例目撃した狩もカメムシを捕らえていた。ちなみに幼虫は地中でコガネムシの幼虫を狩るという。
追加画像
2012-07-22 この日はシオヤアブがあちこちにいた。尻先が白いので♂
↑獲物捕獲。左は大きなマメコガネ。右は小さなハエの仲間? 2匹は別個体。
交尾 ♀(左)は食事中。 撮影 2010-07-31
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