ウチスズメ亜科
一昨日の夜、また小さな蛾でも捕まえようとプラスチックの容器と懐中電灯を持って外に出てみると、ヤナギの木の下の草むらに大きなスズメガが止まっていた。ケースに入るぎりぎりの大きさ。今夜の獲物はこれにするか。
眠たかったので特に種の同定もしなかった。一晩寝かせて翌朝撮影のためケースから出すと、いきなり下翅の目玉模様を見せつけられた。奴さんみたいなアイメイク。ウチスズメだったとは・・・。昨年の秋には幼虫をよく見かけたが成虫にもお目にかかれてうれしい。
お腹の先がとんがっていて、触角も細いので♀のよう・・・。よく幼虫がいたあたりに止まらせてみるが、重量級なのですぐ地面に落っこちてしまう。近くのタラの木の葉っぱの方が安定がいい。威嚇されたのは最初だけ。
もう一度びっくり目玉を見たくてつついてみても2度と見せてくれなかった。食われる相手じゃなさそうだと思ったのだろう。 2012-06-11
左:2011-09-17 中:2011-09-28 右:2011-09-30
目を覆いたくなるような、ものすごい寄生蜂の繭の数。
脱皮:2011-09-25 ヤナギだけではなく、ウメやリンゴの木にもいた。