その後、ちょっとだけ以前よく通っていた場所に寄って帰ることにした。そういえば、何年か前のこの時期、エゾシモフリスズメの幼虫を見に行ったことを思い出し、同じホオノキを訪ねた。あの頃2mくらいの幼木だったが、5−6mくらいに育っていた。見上げて葉裏を目をこらして探してみると、1頭だけ発見!
望遠がきかないカメラなので、斜面を登り、枝をたぐり寄せる。かなり揺らしたにもかかわらず、落下することもなくしっかりとしがみついていた。最初は大人しくしていたが、あんまり何度もカメラを近づけられて鬱陶しいのか、フクラスズメの幼虫のように頭部を激しく振り回す威嚇行動に出た。申し訳ない。以前とは少し違う紋様を撮影できて良かった。