ドロバチ亜科
体長は20〜30mmで、比較的大きめのハチ。スズメバチ科だけどおとなしい種で、少し離れて静かに見ている分には、ヒトを刺すような事はないと思われます。
庭のイノコヅチの蜜を吸っているスズバチ。うちの庭ではびこる雑草のひとつだが、虫たちには人気の草。ほどほど残しておかねば・・。
⇧ 撮影 2011-08-26
外壁に残るこの造形物は、スズバチ作だったのかな?カチカチに乾燥してコンクリート化している。昔は目の前が水田だったので、泥の採集が容易だったと思われる。
田んぼが消えた後、新作は見られなくなった。
(近くに田んぼがなくても、土に水を加えてこねて作った自作の泥で造形するらしい・・)
親蜂は、この中に幼虫の餌としてチョウやガの幼虫を運び入れ、産卵後穴を塞ぐ。孵化した幼虫は用意されてあった餌を食べて蛹になり、新成虫が出現するのは翌春以降。
上の古巣は穴が空いているので、無事成虫となり脱出したのだろう。
遠目には危ないハチに見えるので、カマキリが身構えています・・?
撮影 2016-08-13