2022年5月8日日曜日

カバキコマチグモ


↑ ♂の腹部は鮮やかな黄色。  撮影 2014-06-27


↑ちょっと休憩用のシェルターかな?カバキコマチグモの巣はチマキ風の形をしている。

 右は♀個体だろうか? チマキ型の巣内で産卵を済ませた♀は、そのまま幼虫の孵化まで卵を守り、最終的に自分の身体を幼虫たちに与えて一生を終える。

 コブハサミムシもそうだけど、遺伝子の命じるままに生きて死ぬ潔さ。
  
撮影 2014-06-25↑


  ♂    撮影 2012-07-18

  ※ このクモに触るのはとても危険。咬まれると、激痛が走り、頭痛・発熱の末に呼吸困難に至ることもあるらしい。(コマチグモ刺咬症)

(実は私は子供の頃、帰り道に笹原があり、よくこのチマキの巣をばらして遊んでいた・・。今考えると恐ろしいことです・・)