2015年8月10日月曜日

オオゴキブリ


   帰省し早めの墓参りを済ませ、老いた母と竹やぶ脇に佇んでいた。すると道の真ん中をでっかい虫がこちらに向かって歩いてくるのに気づく。風貌から野生のゴキブリとみた。40mm前後。触ってみたくなるような艶やかな光沢。


 帰宅してから調べてみたら、オオゴキブリと判明。わかりやすい名前だが、台所にいるゴキブリとはライフスタイルが違う。この種は照葉樹林の朽木の中で、朽木を食べて暮らしているとのこと。分解者である。仲間同士翅をかじり合う習性があり、成虫の翅はぼろぼろのことが多いらしいが、この個体は羽化直後なのか無傷。何の用事で道を歩いていたんだろう?     
撮影:2015-08-08

訂正:分類を網翅目に訂正しました。