ケヤキの木の下にある木製の手すりで、またユミモンシャチホコの幼虫に会う。
3度目。いずれも落下個体。4月に成虫もよく見られたので、今年は多いのだろう。
この時点でまだこの幼虫は生きているが、ハチが成虫になって繭から出てくる頃には命尽きるだろう。個体数が多いので、こうして寄生された幼虫を見ることも多い。
大量発生等で悪名高いこの蛾の駆除についてはいろいろ講じられている。しかしマイマイガにとって最大の天敵はコマユバチだろう。驚くべきは、そのコマユバチの繭にトガリヒメバチという別のハチが産卵して、二次寄生が成立することもあるらしい。
撮影:2015-05-31