暮れに玄関まわりを片付けていて「透かし俵」を発見。クスサン(ヤママユ科)の繭で、蛹を包む硬い網状のもの。いつ山から拾ってきたものか覚えがない。(この頃本当に忘れっぽくなった・・・)
手にとって見ると、先端部から脱出した跡が・・・。そういえば9月になぜか庭木にクスサンの成虫がとまっていたことがある。珍しいものがいるなと思ったけど、まさか玄関に置きっぱなしの繭から羽化したとは・・・。
⇧100mmを越える大きな身体なのに、よくこんな小さな穴から脱出できたもんだ。
⇧この網はとても頑丈で、ハサミでやっと切断できた。中の蛹がらを引っ張り出す。
⇧成虫羽化 2011-09-11
2011年撮影の写真より(撮影場所はすべて別々の場所)
左:2011-06-05 卵から孵って間もない頃?同定は自信なし。
中:2011-06-11 集団から離れはじめた頃?同上。
右:2011-12-09 この秋産み付けられたと思われる卵。クヌギの木だったかな?
*「白髪太郎」と呼ばれる白い長毛の生えた老齢の幼虫はあまり見たことない。