とうとう爬虫類のラベルをつくる。虫篇がついた生き物だからね。蛇が苦手、といいながら撮った写真が何枚かある。木にとまっている昆虫などを撮っていると、樹上でくつろいでいるアオダイショウに至近距離で遭遇することがよくある。この時もそうで、悲鳴をあげて思わず2-3mとびのいた。
普通ならその場から即刻逃げ去るのだが、この時は違った。このまま逃げ続けていいのか!?こんな情けないことじゃあ虫撮りなんて続けられないぞ!と自分を叱った。そして気を取り直して奴のいるヤマフジに近づく。カメラはもちろん望遠にセット。目いっぱい伸ばした手の先で小さなカメラが震えていた。
こうして画像として見ればなかなか可愛らしい顔をしている。舌を出していたらもっと良かったのに・・・と思ったり。相手がおとなしいアオダイショウだからよかったけれど、マムシなどの毒蛇だったらやはり逃げるが勝ちだろう。ちなみに蛇の抜け殻を見つけるとたいてい持ち帰り、そっと財布に忍ばせたりする。自分は果たして本当に蛇が苦手なのだろうか? 撮影:2008-05-18
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