2014年8月31日日曜日

シロスジカラスヨトウ


まさにカラスの濡れ羽色。常夜灯のそばの木の根元にいた。

雑木林の樹液に集まる。    撮影:2014-08-29

2014年8月30日土曜日

ヤママユ


  ヤママユの大きな翅が散乱していた。大きいがゆえに捕食者にもみつかりやすそう。↑撮影 2014-08-23 


   その後も食痕ばかり目についたが、今日はやっと生きているヤママユ(♂)に会えた。カギバ状の翅をかっと開いて眼状紋を見せつける。きれいだね。この辺では、こういう白っぽい色の者が多い気がする。  撮影  2014-08-30 


追加画像


 今朝もまた似たような色合いのヤママユが枯葉の上にいた。夜モニターで見ていて、前翅の紋がウスタビガみたいな窓になっているのに気がつく。今更ながら・・・。

 あまりこれまでヤママユの翅をまじまじと見たことがなかったので。調べてみたら、ヤママユの翅には透かし窓があることを確認。でも透かし部分が大きかったり、小さかったり。

 今日のヤママユは♀だろうか?(触角が不明瞭)前翅がきもち幅広い。後翅の紋も中央部分は小さな透かし窓になっている。(最初、この個体はヤママユとウスタビガの雑種なのでは?としばらく真面目に考えた)   撮影 2014-09-05

オビガ*成虫と幼虫


   頬ずりしたくなるようなモコモコ。とてもおっとりした蛾で逃げる様子は皆無。♂♀共に櫛歯状の触角とのこと。常夜灯にいたのでこれは♂かな?(♀は灯火に来ないらしい)   ⇧撮影:2014-08-29



白っぽい毛色の幼虫   ⇧撮影:2012-07-22


    近くのスイカズラにいた。上より若いかんじ。右はこちらを警戒して身をくねらせている。    撮影:2014-06-12〜13


濃いめの毛色の幼虫   撮影:2012-06-10

若齢幼虫と思われる者はこちら

2014年8月28日木曜日

オオケンモン*成虫と幼虫


 玄関の灯火に誘われて止まっていた蛾を捕まえた。翌日庭で撮影。  2014-08-13



 若齢幼虫⇧  2011-09-04


三年前に庭のカエデの木で発生した幼虫。かなり毛むくじゃら。⇧ 2011-09-17
幼虫食樹はカエデ科のほかバラ科・マメ科・ヤナギ科等。終齢幼虫はこちら

2014年8月27日水曜日

オオカマキリ*最終脱皮

 

 何年か前の夏にupした「オオカマキリ*最終脱皮」という記事の表示画像をもう少し大きくしようと編集していたら、誤って全部消してしまった。(最近こんなことばかりやってる・・・)

 その翌日の朝の散策で、なんと正にオオカマキリの脱皮シーンに遭遇。不思議な巡り合わせ。これを撮って代わりの記事にしなさい、ということか?見つけた時、触角や前脚を殻から引っ張り出そうともがいていた。この昆虫界の強者の生涯で、最も無防備な姿かも・・。


⇧やっと抜けたところ。しばらく呆然としていた。シワシワの4枚の翅。

まるで天使の翅みたい。


 ⇧やがて本能に従い、こちらを見て身構える。天使の翅がどんどん伸びていく様子を見ていたかったがタイムリミット。後ろ髪を引かれる気分で仕事に行く。

 この日はこの後かなり激しい雨がふったりやんだりのお天気だった。
  
撮影:2014-08-26


 翌日、やはり出勤前に見に行くと、雨に打たれた抜け殻が葉っぱの上に。それを撮影しようと葉っぱを揺らすと後ろの方から大きなカマキリが現れた。
(たぶん同個体)

 無事翅も伸ばせた様子。お腹の様子を見ると♀かな?これからも朝の散策で会えますように・・・。


撮影:2014-08-27

2014年8月25日月曜日

ヤスマツトビナナフシ


 先日あった夕暮れ探鳥会で誰かがみつけた虫。翅が小さいのでバッタの幼虫かな?と思っていたら、昆虫図鑑を持参した人がナナフシの仲間だと教えてくれた。数日後の朝、散策中に同じ虫に出会う。葉っぱと同じ色で、じってしていたら多分わからない。ちょっと脚を引っ掛け損なって葉っぱが揺れて白いお腹が見えたので気がついた。

 エダナナフシよりふっくらしていて、愛嬌のある顔をしている。トビナナフシとはいえ、あまり飛行能力はないらしい。この緑色が何よりの武器。♀のみの単為生殖が基本とのこと。  撮影:2014-08-20

2014年8月24日日曜日

ハイイロリンガ


幼虫食樹:ウルシ科(ヌルデ)  成虫越冬するとのこと。

↑撮影:2013-11-06


 越冬明けかな?   撮影::2016-05-01

ギンボシリンガ


とてもモダンな模様。幼虫はツツジ科(ミツバツツジ等)を食べる。

撮影:2014-06-07

追加画像


撮影:2014-09-18

太ったアマガエル


   最近朝の散策で、常夜灯に居残っている蛾の数が少ないな・・・と思う。

 そういう時期なのかな?この日はその常夜灯の上にデン!とよく肥えたカエルくんが。いつもこの場所にはっているのか、似たような色合い。

 そうか、こいつが集まった蛾たちをパクパク食べちゃったのかも・・・。


⇧撮影:2014-08-23


これは去年の夏に撮ったものだから別個体かも。でも似てる・・。

撮影:2013-08-17

2014年8月23日土曜日

クロオビリンガ


ゆがんだ黒帯模様。裾の濃い桃色がきれい。

幼虫はクルミ科・ニレ科・カバノキ科・・・等広食性。

撮影:2014-08-04

2014年8月21日木曜日

オオエグリシャチホコ*成虫と幼虫


   初めてこの蛾を見つけた時は、その木目調の翅の模様に感激した。(写真下 撮影:2009-05-29)今の散策コースでは発生数が多く、5月から8月頃までいつでも見られる蛾となり、ありがた味がなくなってしまった。見事な擬態の持ち主なんだけど・・・。


⇩木片になりきっている。頭部はなんか宇宙人みたい・・・。 撮影:2013-05-07



   朝の湿った雑木林の枯葉の上を移動している幼虫に会った。こちらの気配に気づくと、擬死状態になりしばらく死んだふり。幼虫食樹はマメ科(イヌエンジュ・ハリエンジュ・フジ・ニセアカシア等)     撮影:2014-08-17


追加画像


 ニセアカシアをむしゃむしゃ。


撮影:2018-07-22

2014年8月18日月曜日

ヒグラシ*成虫♀♂と抜け殻


   早朝の森を歩くと、寝ぼけた蝉たちがあちこちに転がっている。この蝉は近づいた時のばたつく翅の音が小さかったので、もしやヒグラシでは?と思った。ヒグラシにはいつも逃げられて成虫の姿の写真が撮れなかった。

 翅の緑色の筋がきれい。体の色合い等、かなり変異があるとのこと。セミヤドリガの主なホスト。手にのせてみようと思ったら、やはり逃げられた。(上の個体は当初♂と記してしまいましたが、♀のようです。腹部が小さい)  撮影:2014-08-17


 7月中旬頃にどっと発生した。抜け殻の触角の節は8つで、第4節は第3節より長いのが特徴。


追加画像


ヒグラシ♂⇧  ♀と比べるとずいぶんと腹部が大きい。あの美しい声を共鳴させるために空洞になっているとのこと。  撮影:2018-07-22

ウスグロセニジモンアツバ


カギアツバ亜科

 お腹に数対の「虹色に光る」斑紋があるとのこと。撮影した時はそのことを知らず、あまりお腹に注目しなかった。

 一見地味な小さな蛾が、実は宝石を身にまとっているとは・・・。  撮影:2014-07-03


小さな翅も重厚で美しい。 撮影:2014-08-14


腹部の虹紋は、うまく撮れなかった。⇧  撮影:2014-08-20


撮影:2015-03-25

2014年8月15日金曜日

ウスイロギンモンシャチホコ


 今年は比較的新鮮な個体に会えた。幼虫食樹:ブナ科コナラ属 年2化


↑撮影:2014-06-02


  夏型の方が色が薄いのかな?これも下も、遠目にはミノムシに見える。

↑撮影 2013-08-04


   撮影 2014-06-03

2014年8月14日木曜日

ニセオレクギエダシャク?


 幼虫はスギ科を食す。(スギ・ヒノキ・枯葉・樹皮等)   


オレクギエダシャクかもしれない。 ⇧撮影:2014-05-31


♂かな?  ⇧撮影:2014-07-30


この年の初見日:2015-05-04