早朝の森を歩くと、寝ぼけた蝉たちがあちこちに転がっている。この蝉は近づいた時のばたつく翅の音が小さかったので、もしやヒグラシでは?と思った。ヒグラシにはいつも逃げられて成虫の姿の写真が撮れなかった。
翅の緑色の筋がきれい。体の色合い等、かなり変異があるとのこと。セミヤドリガの主なホスト。手にのせてみようと思ったら、やはり逃げられた。(上の個体は当初♂と記してしまいましたが、♀のようです。腹部が小さい) 撮影:2014-08-17
7月中旬頃にどっと発生した。抜け殻の触角の節は8つで、第4節は第3節より長いのが特徴。
追加画像
ヒグラシ♂⇧ ♀と比べるとずいぶんと腹部が大きい。あの美しい声を共鳴させるために空洞になっているとのこと。 撮影:2018-07-22