2012年6月17日日曜日

シュレーゲルアオガエルの卵 他


    アオガエル科

 池に茂る草の上で悠々と眠っていた。気持ちよさそう。どんなに近づいても葉が揺れても気にする様子なし。どれだけ眠いのか眼が開けれられないかんじ・・・。

 警戒心ゼロ。このカエルの武器はせいぜい体色が葉の色に似ていることだけ。おっとりを通り越している愛すべきカエル。 2012-06-06


   毎年同じ場所にこんなかんじで一匹だけいる。同じ個体だろうか?やっぱり眠たそう。ぱっちり開いた金色の眼を一度見てみたい。(オオミズアオの眼状紋に似ていると思うのだが・・・)指の吸盤が大きい!これは♀だと思われる。丸々している。
♂はもっと小さくて色も濃いめとのこと。見たことないが・・・。 2012-06-10


   池の土手にあった卵塊。この時期よく池に通っていたが、この日初めて気づく。触ってみるとこしの強い山芋のとろろみたい(柔らかめのおもちくらいか・・・)。卵のようなものがいっぱい入っている。ふた塊あった。後で調べてみたらこれがシュレーゲルアオガエルの卵。初見。

 この卵は土手の土が乾燥しても駄目、水に浸かっても駄目という気難しい卵。運が良ければ孵るらしい。親が親なら卵も卵である。このカエル、いつ絶滅してもおかしくないような気がするが・・・。 2012-06-13


↑これはニホンアマガエル(アマガエル科)。眼の後ろに黒い筋があるのが相違点。