2015年4月12日日曜日

ニホンセセリモドキ


 日向ぼっこをしている ルリタテハを撮ろうと、近づくが逃げられ・・・を何回か繰り返していた時、別のチョウがやはり日向ぼっこしているのに気がついた。ミヤマセセリかと思いきや、初めて見るニホンセセリモドキ!蝶ではなく蛾。

 こちらは友好的で、かなり近づかせてもらえた。帰ってから画像をよく見てみたら、腹部あたりにタンポポの綿毛のようなものが・・・。調べてみたら、これは後肢についている発香毛と呼ばれるものらしい。異性を引きつける匂いを発するのか?

 幼虫はクマツヅラ科(ムラサキシキブ・ヤブムラサキ・コムラサキ等)を食し、夏(7月頃)に羽化。その後活動らしきことはせず越冬し、(長い休眠期)翌春やっと繁殖活動に入るとのこと。謎の多い蛾らしい。


⇧撮影:2015-04-12


ニホンセセリモドキに会うのは2度目。やはり無事越冬を終えたところ。昼行性。


 お決まりのようにヘアペンシルを覗かせていただく。フェロモンを放出しているそうだ・・。