常夜灯の直角面をミノムシのようなものがゆっくり登っていた。よく見るとミノムシではなく
ヒゲナガガの仲間の幼虫らしい。ちょっと前(と言っても一ヶ月前)にも同じ常夜灯で同じものをみつけた。暗くて撮影しにくい場所だったので枯葉にのせて明るい場所に移動。
しかし中に潜り込んだ幼虫はなかなか顔を見せてくれない。そのままにして散策を続けて帰り際に見てみると、幼虫はケースごといなくなっていた。今回も同様に葉っぱにのせておき、2時間後くらいに通りかかると、不思議なことに葉っぱはないのに幼虫ケースはその場にころがっていた。
覗き込むと間もなく幼虫が顔を出してくれた。でも臆病なのかすぐ引っ込む。
隙間にピントを合わせて待ち構えていると、なんと向こう側から顔を出した!中でUターンできるんだ・・・。
顔を出してきょろきょろしていたかと思うとぐっとケースを引きずって移動。ほんの少し。Uターンできるほど中はガボガボなのに、どこにひっかけてケースを動かしているのだろう?大体こんなケースをひっかけてよく直角面を登って行けるもんだと感心。
↑撮影 2013-09-02
2013-06-11 に見かけたヒガナガガの仲間たち、2種。(成虫)