K*M 虫部屋
気ままなフィールドノート
2013年1月20日日曜日
厳冬期のフユシャク♀
2013-01-10 灯篭の撮りにくい場所にいたので、枯葉に乗せて灯篭の上に置く。
擬死状態。今年になって♂の姿は見ていない。出会いはあるのだろうか?⇧
2013-01-12 たぶん同個体と思われる。灯篭の上に止まってじっと待つ。⇧
2013-01-13 この日は少し下に移動。翌日は大雪となる。⇧
2013-01-20 大雪騒ぎで一週間ぶりに訪ねてみると、12日とほぼ同位置に佇むフユシャクの♀。昨日の朝は-12°。さぞかし金属板の上は冷え込んだことだろう。腹部がへこんでだいぶやつれた様子。本当に生きているのか確かめる勇気もなかった。いつまで待ち続けるのだろう?種はわからず。生まれてくる時期が少しずれちゃったのかな?⇧
追記:おなかがへこんでいるので、産卵後の♀だったのだろう。あとは死を待つだけ。それにしてもまっすぐに何かをみつめる目が誰かを待ってるみたいだった。
2013年1月3日木曜日
ヤマトクロスジヘビトンボ+ヌカカ?
巳年特集第3弾(これでおしまい)はヘビトンボの仲間。
昨年の6月、長靴をはいていたのでいい気になって、踏み跡のない草むらにずかずかと踏み込んでいったことがあった。清流のそばの草にこの大きなカゲロウはしがみついていた。お目にかかるのは2度目。
この虫がいそうな場所はどうも苦手で寄りつかないから。翅が妙にぼこぼこしているなぁと思ったら、小さな虫がたくさん食いついている。ヌカカ?どうりで少し弱っているかんじだった。お気の毒。撮影を済ませて、冒険を続けるべく2-3歩歩いたら、前方の草の中をザザーと大きなシマヘビが横断中!!
(今日はここまで・・・)と言い訳して回れ右して逃げ帰った。
幼虫~成虫(蛹の時も!)とにかくよく噛みつく虫なので「ヘビトンボ」と呼ばれるらしい。
撮影:2012-06-13
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