2012年12月12日水曜日

モノクロの雑木林にて*カメムシたちの死骸


   今朝も-6℃。日中も日差しはあってもさぶい一日。何もいなそうな雑木林を歩く。完全装備のつもりでいたが、足先が冷たい。平日休み。こんな日くらい家の中でぬくぬくしていればいいのに・・・。


   モノクロと茶色いだけの風景の中で、宝石のように光っていたツノアオカメムシの死骸。死んだ後メタリックな輝きは失われる。それでも美しいグリーンのあとはパープルに。⇧


   幹に張り付いた枯れ葉についているのは糞?それとも幼虫か何か?枯れ葉をどかすと沢山ついている。ああこれはクヌギカメムシの卵。これを産んだ後息絶えたと思われる死骸も近くにあった。⇧


 別の場所で。この色合いからみるとこれも死骸かな?触角まっすぐ伸ばして。⇧


 虫の気配はなかったが、鳥たちとの出会いはあった。古木を下から上へと木の皮を剥がしながら移動していくアカゲラ。同じように木の周りを動き回っていたゴジュウカラ。

 舌打ちのような地鳴きをしながら近くの藪にやってきたウグイス。高い木の上の方にいた3羽のウソ。♂の紅色がきれい。   撮影:2012-12-12