ツチハンミョウ科
この日はよくツチハンミョウに会った。秋も深まりだんだん虫たちの姿を見かけなくなる頃、少し標高の高い山とかで見かける。ツチハンミョウの仲間は15種くらいいるらしい。触角とかで同定するのかな?ヒメツチハンミョウに似ているような気がするが・・・。
この虫を見るとちょっとぞっとするのはなぜだろう?毒をもつ虫だと知る前からそう感じたのだから、そういうオーラを放っているのだろう。♂の触角が悪魔の角のように見える。(悪魔に会ったことないけど・・・)顔をアップにするとやっぱり怖い顔をしている。
♂が単独でいるのを見た後、♂と♀がいっしょにいるのに会う。ヒトの気配で♂はすたすたとその場を離れていった。(上が♂)♀はというとあまり動こうとせず、ややぐったりした様子。(下が♀)おなかも大きくて歩くのは大変そう。触角がシンプル。
♀はいよいよ具合が悪くなり、ぴくりとも動かなくなった。執拗に撮影を続けたのが良くなかったのかと申し訳なく思う。
しかししばらくして様子を見に戻ると♀の姿はなかった。ツチハンミョウはよく擬死する虫だということを後から知る。 撮影:2012-10-14
追記:当地でこのような触角を持つ秋出現のツチハンミョウは、ヒメツチハンミョウかメノコツチハンミョウのどちらかと思われるが、識別できず・・。