こんな日には越冬蝶たちが飛ばずにはいられない らしい。最初スジボソヤマキチョウが数頭ひらひら飛んでいるのをみつけたが、なかなか近づかせてもらえない。温かい日差しを身体いっぱい浴びようと枯れ葉の上に寝そべるようにとまっているが、ヒトの接近には敏感。深追いはしないことにした。
次に現れたのがヒオドシチョウ。やはり枯れ葉の上で気持ちよさそうに日光浴。ヒトの気配にさっとすばやく飛び立つが、やっぱり帰って来る。飼い犬のように。・・・というより、日当たりの良いその場所は譲れないという理由かもしれない。飛翔には自信があるのだろう。いざという時は逃げ切れると。時々翅を閉じて裏翅も見せてくれた。