2012年3月19日月曜日

アカハネムシ*幼虫?と成虫 他


 うちの前の空き地に細めのエノキの朽木があった。かなりぼろぼろ。蹴飛ばせば折れそうな・・・。樹皮裏になにかいないかなと少し剥がしてみると、飴色の虫と目が合う。(写真下)全体を見ようとさらに皮を剥がすとポロリと地面に落下。お尻の先に小さなハサミのようなものがある。見ていると、時々猫の伸びのように背中を丸くそらすような格好をする。

 丁度「朽ち木にあつまる虫ハンドブック」(文一総合出版)という本を図書館から借りてきてあったので見てみると、どうもアカハネムシ科の幼虫らしい。お尻のハサミの形で種を同定できるとのこと。顔を覗いてみると立派な顎。これで朽木をむしゃむしゃ食べるのか・・・。撮影後また皮の隙間に戻しておいた。 
 撮影・・・2012-03-18



   庭のサボテンの上にいたアカハネムシ成虫。↑山ではよく見るが、庭で見るのは初めてだったかも・・・。ベニボタルという虫に擬態している赤い甲虫はいろいろいるが、アカハネムシもその一種。  


 エノキの朽木にいたもう一匹の大物、ゾウリムシ。いつも集団でいるというイメージだが、このゾウリムシは一匹だけで淋しく越冬していた。  
撮影・・2011-04-30

追加画像


  ↑こちらは、どういう状況なんでしょうか?         撮影 2012-05-19