2011年11月16日水曜日

晩秋のクロスズメバチ


 この日は数箇所で、森の中の木の枝にぶら下る魚の干物を見た。夏から秋にかけて行なわれる地蜂取り(すがり追い、あるいは、すがれ追い)のための仕掛けの残骸。すがり追いとは・・・
 このごちそうに集まった地蜂(主にクロスズメバチ)にヒラヒラした真綿のついた餌をくわえさせる→蜂は餌をくわえて喜んで巣に帰る→真綿を目印に人間が蜂の後を追う(これが大変みたい・・・)→地中に作られたわかりにくい巣の場所がばれてしまう→巣は堀りあげられて、幼虫や蛹はヒトの食卓に・・・。(昔は貴重なたんぱく源、今は貴重な珍味)


 カチカチに干からびた魚に、どこからかクロスズメバチがやってきて長いことかじっていた。    ⇧撮影・・・2011-11-13


うちの庭のサザンカに訪花。       撮影 2009-11-22


何してるのかな・・?   撮影 2014-09-30