鳥などに捕食されないようにこんな硬い繭を形成するのだろうが、やはり想定外の事は起こる。内側から見ると、枝に食い込んでしっかり固定されている様子がわかる。
⇧撮影・・・2011-04-09
昨年の秋、ピラカンサスの枝にイラガの繭をみつけた。硬くつるつるしていて小鳥の卵のよう。この卵から成虫が孵る(?)のを見てみたいものだと傍を通るときは気にしていた。先日久しぶりに覗いてみると、卵は無事羽化した様子で、いわゆる「スズメノショウベンタゴ」と呼ばれる状態になっていた。
羽化は5~6月頃だったようだ。イラガイツツバセイボウという蜂に寄生された繭は、てっぺんでない場所にギザギザの穴をあけられるらしい。今年はそばに蓑虫がついていた。
撮影・・・2009-11-20