2019年6月30日日曜日

モモシンクイガ

 庭の雨水タンクに止まっていた新鮮な小蛾。コブガ科を探しまわったが、シンクイガの仲間だった。有名な果樹の害虫だが初見。二頭いた。多分うちのリンゴが狙われている。
 瘤がすごい。下唇鬚が長いので♀と思われる。⇧  撮影:2019-06-29
 夜半より大雨が降る。今朝少し晴れた時間帯に同じ場所に行ってみると、タンクのそばのサザンカの葉の上に小さな蛾が止まっていた。⇧こちらはだいぶくたびれた状態だが同種と思われる。下唇鬚が短いので♂。目が赤いんだね。⇩
撮影:2019-06-30

2019年6月26日水曜日

ツツジコブハムシ?


コブハムシ亜科

あっ、いた。この虫を初めて見つけた場所で再会。

大型のイモムシとかはこのくらいのうんちをする。なかなか巧妙な擬態。


体長は3mm前後。


横から見ると、ちゃんと脚がはえている。あれ、うんちをしてるところ?

撮影:2019-06-22

 訂正:当初タイトルが「ムシクソハムシ」でしたが、訂正します。実は、こんなによく似た別種がいるとは勉強不足で知りませんでした。たまたま人のブログを見ていて気づきました。
撮影地はツツジが多く、止まっている葉もツツジなので、ツツジコブハムシと思われます。種の確認は、ひっくり返してお腹の部分を比べないとわからないそうです。今度会ったら見せてもらおうかな・・。

2019年6月24日月曜日

クロテンシャチホコ*幼虫


アシブサトガリホソガがいたすぐ近くに、でっかいシャチホコ幼虫が!

コナラ食のクロテンシャチホコ。初めて見たような気がしたが・・。


↑撮影:2019-06-22

(以下は、4年前ブログにあげたものですが、こちらに移動しました)


   散策路上で数匹のアリにたかられて難儀していた幼虫。これから蛹化するのだろうか?クロテンか、シロテン。お尻の突起が小さいので後者かな?

 でもクロテンの成虫はよく見かけるのに対しシロテンはまだ見たことがない。連れ帰る勇気もないのでここでお別れ。シナノキ(アオイ科)等が幼虫食樹。   
撮影:2015-06-27

追記 結局、クロテンシャチホコの終齢幼虫だろう、と判断。

アシブサトガリホソガ


山の公園の、いつも通る細道。コナラの木の下から木漏れ日を見上げると、小さなものが葉裏に止まっていた。たぐり寄せても意外なことに逃げなかった。長い触角のたわみ加減がいいね。2−3枚撮って、またそっと戻した。 


開張15mm。  撮影:2019-06-23

2019年6月23日日曜日

フタスジカスミカメ


 標高1,000mあたり。いつも止める駐車場脇にて。よく繁ったイネ科植物上に沢山いた。かなり個体差があるかんじ。黒い縦線が太い方が♂で細い方が♀らしいが、よくわからない。


 ↑こちらは色が薄め。♀かな??


 ↑お腹側。


 ↑こちらは羽化直後だろうか?


↑終齢幼虫か?   撮影:2019-06-22

追加画像


撮影:2011-08-06  色が白い個体。


⇧⇩隣県で撮影。かなり色が濃いめ。  撮影:2011-07-17

2019年6月22日土曜日

オビマルツノゼミ?


ツノゼミ科

 よく見かけるトビイロツノゼミとなんか様子が違う。頭を丸めている。似ているマルツノゼミとの相違点(翅に模様?)がいまひとつわからない・・。止まっていたのは、ツツジの仲間と思われる。標高 1,000 m あたり。 


オビマルは、夏に成虫羽化とのこと。  撮影:2019-06-22

2019年6月11日火曜日

カメノコハムシの仲間*幼虫


カメノコハムシ亜科

梅雨の季節。脱皮殻に水滴がついて、重たそう。 撮影:2019-06-08


水滴がついてないと、こんなかんじ。撮影:2019-06-07


おちびさんたち。アカザを食べているので、カメノコハムシか?

ヒメカメノコハムシか?成虫の出現を待つ。 


↑卵?  ↓若齢幼虫    撮影:2019-05-30



追記:残念ながら、その後成虫の姿は見られませんでした・・。

あんなにいっぱいいたのに・・。どこに行ったの?

2019年6月10日月曜日

コナガ


   背中の菱形をつなげたような模様から、英名は、Diamondback  moth。

アブラナ科の野菜の害虫として知られる。そういえば近くに畑があった。


お腹いっぱい食べて、ヨシの葉の上でのんびりしているところ・・

(追記:野菜を食べるのは、幼虫の方か・・)

⇧撮影:2019-06-09


新鮮な頃は、このくらい白いのかな?   撮影:2020-06-20

2019年6月9日日曜日

不明ハエトリ


庭にて。熊の子みたいな顔をしてるハエトリグモ。


上とは別個体。腹部の色が薄い。 


こちらは、近くにいたので♀だろうか?

↑撮影:2011-06-12


翌月撮影。上とは別個体と思われる。

 ↑撮影:2011-07-01


 これは、この間見つけた個体。たぶん上と同じ種と思われるが、一段と白っぽい。ここ何年も庭の虫をちゃんとみてないな・・と反省。きっと毎年どこかにいたのだろう。
 とりあえずこれまでの画像をまとめてみた。なんとなくアサヒハエトリあたりの仲間かな?と思っていたが、ネット上で見かけるワカバネコハエトリという種にもよく似ている。   撮影:2019-06-05

追加画像


これは庭ではなく、ヨシ原にて。ウスリーハエトリ♀等が近くにいた。

撮影:2019-06-09

タマガワヨシヨコバイ?


 ヨシ原にいた。タマガワヨシヨコバイというのに似ている・・。


撮影:2019-06-09

2019年6月8日土曜日

ウスリーハエトリ?*♀と♂


 この時期に見られるハエトリグモ。光沢のある黒い腹部に小さな白点。触肢の黄色がきれい。(チビクロハエトリという種と酷似しているらしい・・)


撮影場所は本州中部の標高600m台の水辺のヨシ原。↑は♀で↓は♂と思われる。

 ♂は♀と比べるとかなり小さかった印象。明日、仕事の帰りにちょっと寄って探してみようかな。これは8年前に撮ったもの。もしかしていなくなってるかもしれないし・・。


↑撮影:2011-06-12


↑撮影:2010-06-19

追記


 翌日、久しぶりに探してみたら、いました!ヨシの葉ではなく、近くにはえていたヨモギのふわふわした茎の上に。♀のみ2個体確認。  ↑撮影:2019-06-09


 標高1,000mの明るい草原にて。ここにもいたのか・・。白点が大きい。
撮影:2019-06-22

2019年6月7日金曜日

2匹のナミテントウ


   あちこちに見られる、黒い小さなとげとげの脱皮殻。なんだろう?と思っていたが、ナミテントウの幼虫のものだったようだ。

 若齢から終齢まで何度か脱皮を繰り返して成虫になる。


   ナミテントウの幼虫と蛹がにらめっこ。これは危ない関係かも!と思ったが干渉はしない。   ⇧撮影:2019-06-03


  後日、同じ葉っぱでふたつの蛹が仲良くにらめっこしていた。なんかほっとする。

 てんとう虫の幼虫たちは、共食いしながら生存競争を生き延びて行く。近づこうとしたら蛹化が始まったのか?  撮影:2019-06-05

追記


無事、2匹とも成虫になった様子・・。 撮影:2019-06-12