2016年8月31日水曜日

ヒロオビエダシャク*幼虫


 食樹: クスノキ科(アブラチャン・ダンコウバイ・オオバクロモジ等)

 シキミという木の葉も食べるらしいが、この辺には自生していないようだ。頭部の黒い縁取りがユニークな幼虫。      撮影:2015-05-18

2016年8月29日月曜日

石垣に住むアオダイショウ


   ある石垣の前によく車を駐車する。先日、その石垣の隙間からヘビが顔を出しているのを偶然みつけてびっくり。ヘビの類いは最も苦手な生き物だが、このところ抵抗力が出来てきたかもしれない。遠くからなら写真も撮れる。

 このヘビはアオダイショウなので比較的近づいて撮った。口角が上がっていて、可愛らしいとさえ思える。それはこの程度までの露出度だからだろうと思う。長い姿はやはり頂けない。  撮影:2016-08-03


 この石垣の別の場所に車を止めて散策に出かけ、半日ほどして帰ってきた。石垣にすれすれまで近づけて駐車してあるので、助手席から乗り込んで運転席に座り、ふと窓の外を見ると・・またヘビ。この個体はずいぶん黒っぽい。目をつぶって昼寝してるのかな?

 いやいや、目が白濁している!ちょっとぞっとした。もしかして盲目のヘビかな?と思ったり・・。家に帰って調べてみたら、ヘビの仲間は脱皮前には目が白くなるそうだ。
 野生状態で貴重なシーンに出会えて良かった・・なんて思えるのも、やっぱり露出度がこの程度だから・・。  撮影:2016-08-28

2016年8月28日日曜日

コムラサキ*成虫・抜け殻・幼虫


ヤナギの木の上からこちらをじっと見下ろすコムラサキ。  ⇧撮影:2016-08-19


⇧見る角度によって変わる構造色を持つ上翅。♂


地面に口吻を伸ばして舐めていた。   ⇧撮影 2017-07-14


蛹(抜け殻)  ⇧撮影:2011-06-21


ヤナギ類にいたからコムラサキの幼虫かな?  撮影:2012-05-15

2016年8月25日木曜日

スカシサン

長らく不明蛾コーナーの住人だったが、カイコガ科を見ていたらあっけなく判明する。
幼虫はサワフタギ等を食べるらしい。  撮影:2011-07-17

オオクワゴモドキ

 残念ながら死骸。林道に落ちていた。幼虫はカエデ類を食べる。  撮影::2016-08-21

2016年8月24日水曜日

クロテントビヒメシャク


昨年の写真より。     撮影:2015-08-24

2016年8月22日月曜日

キタスカシバ


 8年前に撮影。虫撮りを始めてしばらくした頃出会っている。標高1600m地点で、たしかオノエヤナギの幹にいた。本当にスズメバチにそっくりで、びくびくしながら撮った覚えがある。スカシバガ科では最大級とのこと。   撮影:2008-08-22

2016年8月20日土曜日

森に住むヤマトゴキブリ


 この森では、よくゴキブリらしきものに遭遇する。この種は翅が短いという特徴があったので調べてみたら、ヤマトゴキブリの♀のようだ。(ちなみに♂の翅は長いらしい)日本在来種で寒さに強い種。

 雑食性の彼らは、あらゆるものを食べて土に戻す分解者。ゴキブリというと昆虫界ナンバーワンの嫌われ者だが、森の中では重要な役割を担っている。

 よく住宅に出現するクロゴキブリやチャバネゴキブリ等は南方系の外来種で、寒い地域の森には住めなそう・・。ヤマトゴキブリは本来森にいたが、人家にも進出したゴキブリとのこと。


 この時は2匹のヤマトゴキブリ♀が幹の周りをウロウロしていた。一匹はお尻に卵鞘をくっつけて、慌てて小さな穴に潜り込んだ。⇩卵鞘には20個くらいの卵が入っているとのこと。しばらくお尻につけたまま行動するらしい。
  

撮影:2016-08-11

追加画像


 人家からはかなり離れた山中のお堂の近くにいた。まだちゃんとした翅が生えてない様子。幼体だろうか?    撮影:2013-03-02


⇧幼体の脱皮殻  撮影:2017-05-20

☆オオゴキブリをご覧になりたい方はこちらへ・・。

2016年8月19日金曜日

ヒメジャノメ


ジャノメチョウ亜科

 ヒメジャノメが、今年初めて作ってみた梅干しに止まって塩分補給していた。この蝶はうちの庭の常連。チヂミザサが沢山生えているからだろう。幼虫は猫顔で有名だが見た事無い。今度探してみようかな。

 ところで、腐果や獣糞を好むらしいことを今知った。その口吻で梅干しを舐めるな〜! 

 ⇧撮影:2016-08-08

追加画像


やはり、庭にいたヒメジャノメ。上よりずいぶん黒みが強い・・。

⇧撮影 2021-08-16


玄関先に生えている、幼虫食草のチヂミザサ。

撮影 2022-08-22

2016年8月17日水曜日

シロオビドクガ


初めて見るドクガ。だいぶ色褪せているが。これは♂で、♀は違う模様。

撮影:2016-08-05

2016年8月13日土曜日

オオキクチブサガ?

やわらかいクリーム色。キイロクチブサガかも・・。  
撮影 2016-08-13

2016年8月11日木曜日

ミヤマカミキリ


 車道をのこのこ歩いていたミヤマカミキリ。車に轢かれるのを見るのもいやなので拾ってやる。名前に反して、里にも普通にいるカミキリのようだ。歩くのがやたら早い。

 手の上では大人しくしていたが、近くの木に止まらせると上へ上へと足早に歩き出し、すぐに視界から消える。触角が長いので♂と思われる。 


 撮影:2016-08-07

2016年8月10日水曜日

マダラウスバカゲロウ?


ウスバカゲロウ科

 帰省時、通っていた高校の近くにある小さな神社に立ち寄ってみた。カゲロウの仲間がヒラヒラ飛んで来て細い枝に止まった。やや逆光気味だけど、1枚だけ撮ったらまたヒラヒラ飛んで行ってしまった。

 この時はコマダラウスバカゲロウか・・と思ったが、帰ってからPCで見てみたら、ちょっと雰囲気が違うような気がする。マダラウスバカゲロウの方か?この1枚では断定できないが・・。 撮影:2016-08-06

2016年8月8日月曜日

フタテンシロカギバ


 カギバっぽくないカギバ。小さめで葉裏に潜んでいたのでシャクガかと思った。

幼虫はミズキ等をたべる。  撮影:2016-08-03

2016年8月4日木曜日

ミヤマサナエ


   ミヤマサナエに会うのは2度目。トンボはよくわからないけれど、このしっぽの先には見覚えがあった。これからもっと上の涼しい所に行くのかな?   


撮影:2016-07-25

キンモンガ*成虫と幼虫


 蛾のような蝶もいるし、こんなふうに蝶のような蛾もいる。縁毛の白がいいアクセント。白紋型もいるらしい。幼虫はリョウブを食べる。  


⇧ 撮影 2016-07-25



⇧ 撮影 2014-07-26

追加画像


リョウブにいた幼虫   ⇧撮影:2017-07-22 
 

色褪せた個体⇧  撮影:2018-07-14


左右別個体   ⇧撮影:2018-08-10


落ちていた前翅。    撮影 2011-08-28  
 
夜、秋の虫たちがざわめくように鳴いている。膝に乗ってくる猫も、うっとおしくない。

2016年8月2日火曜日

ネグロフトメイガ


ミドリネグロフトメイガに似る。灯火居残り。 ⇧ 撮影:2016-07-30


神社の片隅にいた。かなり擦れている。 撮影:2019-08-31